内容説明
自分の嫌いなモノを学校内で処刑してくれる犯人役は仲間のうちの誰なのか?―8人の小学6年生が始めた「マーダーゲーム」。“スケープゴート”を消してもらうことができ、さらには推理に心躍るゲームだったはずが、なぜかルール以上の処刑が開始される!命の危機に晒され、親友さえも信用できなくなる恐怖の中、子供たちは惨劇を止めることができるのか。
著者等紹介
千澤のり子[チザワノリコ]
1973年、東京都生まれ。専修大学文学部人文学科卒。別名義で、評論ライター・シナリオライター活動を行っている。また宗形キメラ名義で二階堂黎人氏との合作も発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
14
小学生の人狼ゲーム。高校生ぐらいにしたほうが面白そうな気がする。2013/12/01
えも
10
これもコロナ前に図書館予約した本だけど、なぜ読もうと思ったのか不明。とはいえ、叙述トリックがよく効いていて、一人称と三人称の差ぐらいはわかったけど、その後のフェイクな情報に振り回されて、結局犯人にたどりつけんかった。2020/06/23
しろ
10
☆7 小学生8人が、殺人ごっこで遊ぶ中、不気味な事件も起こっていくミステリ。アレの心構えして読んだから、意外な犯人がどんな人か見当ついたけど(イヤな読者。苦笑)、考えを巡らすのが楽しい設定だった。把握できてくればいいキャラたちで、みんな違った推理(冷静、感情的など)を抱えているのも良い。展開スピードもキャラの深みも足りない気はしたけど。まあ動機やキャラ造形の薄さはまさにパズラーミステリ。しかしそれが少し裏目?年代を上げるか、少年たち全員に動機を持たせればもっと混迷させられたと思う。とはいえ楽しめた。2011/12/02
ホームズ
7
ゲームのルールがわかりにくく最初はかなり読みにくかった。ゲームが始まってしばらくするとだいぶノッてきて後半はいい感じで読めました(笑)しかし登場人物の名前が場面や話す人間によって変わってきてしまったのでゴチャゴチャしてしまった・・・。登場人物表が必要ですね。そして犯人が意外すぎ・・・。あまりに意外で若干ガッカリでした。最初にヒントはありますがヒントと気がついても犯人にはつながりませんね。2009/08/02
そのぼん
6
ゲームをしていたら実際に事件が起きて…。という感じのストーリーでした。ちょっと作品の世界に入りづらい気もしたけど、さらっと読めました。2012/01/29
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- 和書
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