講談社ノベルス
トスカの接吻―オペラ・ミステリオーザ

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  • サイズ 新書判/ページ数 290p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061826083
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

判型:新書判
頁数:304p
造本・体裁:仮製・薄表紙・カバー

オペラの舞台で起きた殺人事件の真相とは?

内容説明

プッチーニ作曲の歌劇『トスカ』上演中、主演女優のナイフが相手役の首筋に突き刺さった!「開かれた密室」である舞台に、罠を仕掛けた犯人の真意は!?さらに前例のない新演出の予告直後、第二の犠牲者が…。芸術フリークの瞬一郎と伯父の海埜刑事が、名作オペラゆえのリアリズムを逆手に取った完全犯罪の真相を追う。

著者等紹介

深水黎一郎[フカミレイイチロウ]
1963年山形県生まれ。慶應義塾大学文学研究科後期博士課程修了。在学中に仏政府給費留学生としてフランスに留学。ブルゴーニュ大学修士号、パリ大学DEA。2007年、『ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ!』で第36回メフィスト賞を受賞してデビュー。現在大学教員兼作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

nobby

100
芸術探偵シリーズ第ニ弾。歌劇『トスカ』上演中に、主演女優が憎き役柄の相手を刺す展開そのままに起きた殺人事件の顛末は。オペラを全く知らず観たこともなく読んだが、その趣向変わらず詳細あまりイメージ出来なかった自分が残念…それでも演目を作り上げる過程や実状の蘊蓄は楽しめた。読者への挑戦をも配した大胆な前作とは異なり、いろんな事柄が小出しに明らかにされていく。結果、導き出される真相はちょっと後出し感がぬぐえず微妙…見立てやダイイングメッセージなどもだいぶ専門的過ぎたり、確かに上手くは感じる伏線の強引さにも苦笑い…2018/03/16

ダイ@2019.11.2~一時休止

65
芸術探偵その2。今回はオペラが舞台。ダイイングメッセージがムチャもあるがイイ感じ。2014/03/24

雪紫

11
トスカ・・・動物のお医者さんでハムテルのお母さんが演じた舞台か。そっちではあるものの不在によりコメディとなった殺人舞台がなんと現実に! 読みやすく解釈も面白いし、第2の事件の鏡のメッセージの真意もわかりやすい分好みだった。事件の真相こそ悲しいものがあるが、駄目だ。どうしても動物のお医者さんを思い出してしまう・・・あの解釈によるトスカを見たかった。

造理

9
★★★☆☆ シリーズ第二弾。今回はオペラ。前作が最高によかったためにちょっと肩透かしをくらった感じですが、全く知識のない分野でもわかり易くストーリーに絡めてあり読みやすかったです。現場には来るが茶々を入れるだけで何もしない大癋見警部も健在。昔の電気グルーヴのピエール瀧的ポジションですね(笑)2016/01/30

しろ

8
☆7 瞬一郎の解説付きでオペラが観たくなる。大学の授業で観たことあるけど、オペラは深くて面白い。だからこそ予備知識とか解説が必要不可欠なのだけど。今作はその魅力を伝えてると思う。僕もいつか生で観にいきたいと思った。しかもちゃんと事件にも絡んでるのはさすが。でも、ミステリとしては弱かったかな。伏線の効果が印象的ではないし、犯人との絡みのあっけなさが、またなんとも尻すぼみに…。まあ、前作の犯人があまりにも犯人らしかったから、今作ではその逆を示したのかもしれない。「読み替え」とかロラン・バルトのくだりが好きだ。2011/03/30

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