内容説明
「館で演じられた殺人劇を、証言者と話せるモニターとPCが設置された監禁部屋で推理せよ。正解ならば最大2人を解放、不正解ならば殺害」大富豪の老女に監禁された男女10人が繰り広げる推理ゲーム。狂気を孕む老女の言動、薬物中毒少女の奇妙な証言、PCにあった「左90度に黒の三角」という言葉から真相を見抜けるのか!?究極のデスゲームミステリー開幕。
著者等紹介
矢野龍王[ヤノリュウオウ]
昭和40年、東京都生まれ。早稲田大学理工学部卒業。『極限推理コロシアム』で第30回メフィスト賞を受賞しデビュー。サバイバルゲーム小説の他、パズル作家、情報処理技術者試験の参考書の著者としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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伊瀬有佐
20
【図書館借本】超能力はちょっとなぁ……。あの三人はともかくとして、連帯責任で巻き込まれたクラスメイトが気の毒すぎる。黒の三角の正体はアレかよ……。結局故人は名前だったんだかそうじゃなかったんだか。うん、でも、楽しめました。2011/03/11
やーるー
11
「左90度に黒の三角」の意味がそんなんかよ~(脱力)。トリックというか真相は悪くないけれど、超能力で主人公らを強引に屋敷に呼び寄せたり、推理ゲームの敗退者を死に至らしめたりと、強引な展開はいかがなものか。作者の矢野氏が、情報処理技術者試験の参考書の著者であったことが1番の驚きであった。2015/07/01
CCC
8
なんだかデスゲームものの導入の難しさについて考えてしまった。脱力感のあるオチは好き。2021/10/27
がぉ@春待人
5
監禁され、生き残ることができるのは5組中の一組みだけというデスゲーム系の謎解き。 展開や、謎解きはそこそこですが、主人公ペア以外の登場人物描画がおざなり・・・ 「左90度に三角」、最後オチに脱力してしまいました・・・2014/10/24
六
5
ミステリにエスパーとかねぇよwww2010/11/08