内容説明
血を流すキリスト像と修道女行方不明事件、修道院に身を隠す殺人犯、聖夜の殺人、修道女が人質となった辻褄の合わない事だらけの銀行強盗事件…連続する事件の謎を追う夕里子と国友刑事だったが、なぜか夕里子は殺人容疑で、国友は婦女暴行容疑で追われる立場に。事件を操るのは何者か！？そして連続する事件に接点は！？真相を求め三姉妹が意外な行動に出る。
著者等紹介
赤川次郎［アカガワジロウ］
１９４８年福岡生まれ。１９７６年に『幽霊列車』でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。「三姉妹探偵団」「四文字熟語」「三毛猫ホームズ」など、数々の名シリーズをスタートさせた。また作品ジャンルはミステリーだけでなく、恋愛小説、ホラー、サスペンスなど多岐にわたり、これまでに４８０作品を超える著作を世に送り出す。そして２００５年には第９回日本ミステリー文学大賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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白雪ちょこ
18
今回は国友と夕里子が、最大のピンチに陥っていたが、まずは言わせていただきたい。 国友しっかりしろ!それで夕里子を守れると思っているのか!? キスされたら跳ね除けろよ、と女なりのツッコミが豊富で、結構イライラしてしまった。内容的には今一つで、ここまで持ち上げておいて最後はそれかい、というずっこけ感。 双子の愛情などには、心がぎゅっとなったが、金持ちの考えることはよくわからないということと、あまりにも理由があっけなさすぎることなどなど。 もう少し、国友と夕里子を貶めた奴らには、天罰を与えて欲しかった。2023/11/02
ガラシャ
5
修道院に身を隠す逃亡犯。銀行強盗。ホテルでの殺人事件いくつもの事件が次々と起こります。場面展開がはやく軽快に話は進んでいきます。夕里子が危なっかしくも解決していくのですが長女と三女の出番が少なすぎたように思います。2010/12/02
知里
4
いつもながら、三姉妹のまっすぐさに憧れます。双子の姉妹愛も良かったです。2015/11/27
roomy
4
赤川さんの作品は読みやすくて嫌いじゃないのに、これはちょっと。。。残念？2011/10/10
ハラデグミ
3
フィクションらしいとんでもない展開もこの作品なら許せる。ただ、ミステリー要素がないのが残念。あいかわらずの三姉妹の定番キャラが楽しい作品だが、綾子の出番がもう少しあればなおよかった。2010/04/02
