内容説明
奇術師の一族が、圧倒的な奇術によって続々と殺されていく…!?日本犯罪史に屹立する“四大悲劇”の筆頭を飾る「彩紋家殺人事件」。探偵界に「彩紋家以後」という言葉を生んだこの未曽有の“犯罪革命”に挑むのは、結成して間もない日本探偵倶楽部の若き総代・鴉城蒼司とその部下螽斯太郎。事件を解決するためには「犯人」曽我天水の豪華絢爛な奇術サーカスの謎をすべて解かねばならない!『彩紋家事件』の前編、極上マジックサーカスの開幕。
著者等紹介
清涼院流水[セイリョウインリュウスイ]
1974年8月9日生まれ。1996年、『コズミック世紀末探偵神話』にて第2回メフィスト賞を受賞しデビューする
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
年中古本派・文花
7
やっぱり、サーカスを文字で表現するのは難しいよね。サーカスのシーンを苦痛と感じるか、素晴らしいショウとして感じるかによって感想は大きく変わるだろうね。ちなみに私は前者w上巻だけで、やたらと時間かかりましたw2012/11/28
CCC
6
大半が手品でした。やっぱり文章での表現が難しいジャンルですよね、手品って。先生は頑張った方だと思います。2014/02/17
Oh!やまびこ
5
著者の名は以前から知っていたが、本を手に取ったことは無く初読み。偶然にもネットにて「○○家事件」のタイトルに引かれ(横溝正史風をイメージ)てしまった。中古文庫本を探すが以外!の高価格設定。新品は三巻目が取扱い不可?。文庫第三巻は希少性が有る事が判明! コレでは更に気になる。某フリマサイトにて、ノベル版全二巻を発見しポチッと購入。物語冒頭から事件発生(ワクワク)、しかし事件の進展は見られず(チーン↘)、不必要部分は飛ばし読みし上巻読了。清涼飲料水を飲もうとし、誤って強炭酸水を飲んでしまった様な噎せる読後感。2022/12/20
ArcCosine
4
久々の清涼院流水。相変わらずの清涼院節。ひたすら奇術を冗長にダラダラダラダラ書いてるだけ。一種の苦行だと思って頑張って読んだ2013/02/18
ゆみこ
3
これはちょっと…面白くないぞ。サーカスの場面とその謎解きで8割。さすがに斜め読みしました。後半で一気に一族36人の紹介とか。事件起こってないんじゃ?2023/02/23
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