内容説明
論理パズル小説“千葉千波の事件日記”シリーズ、特別書き下ろし中編。天才高校生・千波くんと、浪人生の“八丁堀”慎之介の3人組が、土砂崩れで“脱出不能の十三塚村”、“神裁きの土牢”など、続々現れる密室の謎に挑む。もちろん「解答集」付き。
著者等紹介
高田崇史[タカダタカフミ]
昭和33年東京生まれ。明治薬科大学卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっしー
9
今回は長編。「密室」をテーマにした物でしたが、トリックは色々とありますね。服の胸ポケットに鍵を入れる物はどこかで見たことがあるので…定番なのでしょうか? 最終的な物語のオチは壮大す来て現実味は無いですが、千波くんも推理しきれない、失敗する高校生らしい姿が見れて良かったです。2019/02/26
ササジマシュンイチ
1
密室!クローズドサークル!!と喜んでいたら、このオチ…。まあオチ以外は楽しめたので良し。途中で出てくるパズルも、割と簡単だったのは残念。2015/07/17
NARU
1
今回は、いろいろと、慎之介とぴぃくんの台詞がうざく感じたなぁ。まるでQEDの奈々の妹と小松崎みたいな感じがしたなぁ(もっとも、こっちの方が先に書かれているけど)。旅館の3階の部屋が一緒に動くというトリックは忍者屋敷みたいだけど、あまり現実味がないようなトリックに感じた。このシリーズはあまり、面白くないなぁ。試験に出るパズルは面白かった。短編だから?2013/01/23
kohalu
1
夏休み編。今回は中編となっている。これはこれで面白いけど前作よりパズルが少なくてちょっと残念。一番気になったのはあとがきで、ぴいくんの名前がおで始まりおで終わること。本当に何て名前なんだろう?2012/06/18
こまき
1
前作よりも問題が少なかった分、とても読みやすかったように思います。密室やストーリーはユーモアがあって面白かったと思います。2010/04/22