内容説明
本星圏の反乱者、ジュピタリアンが地球連合軍に挑んだ独立戦争はついにクライマックスへ。すべての謎を解く鍵、「ジュピター・シンドローム」の真実をめぐって、最新型HuWMS(Human‐Style Working Machine Standard)「ギガース」の美少女パイロット、リーナ・ショーン・ミズキ少佐をはじめとする軍人・政治家・ジャーナリスト・ロビーストらの想いが無窮の宇宙を駆ける!著者の深いこだわりが炸裂する、スペース・ロボット・オペラの決定版。
著者等紹介
今野敏[コンノビン]
1955年北海道三笠市生まれ。日本空手道常心門二段、棒術四段の実力を持ち、自ら「今野塾」を主宰する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
りょうけん
10
<軌> (今回は限りなくネタバレに近い内容で感想とします。読者諸兄,ご注意ください。) 「軌道上」という言葉が頻繁に出てくる。「火星周回軌道」とか宇「太陽公転軌道」などの様に。宇宙での軌道はなんとも見えなくてイメージするのが難しい。そこで単純スポンジ頭の僕は考えた。「軌道とは列車のレールの様なものだ」と。(実際のところ列車のレールは「軌条レール」と呼ばれる。 ”軌” という漢字がいっしょだぞ!) 。2021/10/25
アクセプター
6
独立戦争ってあたりから怪しげではあったが、これは地球側に正義は無さそう。さらにヒロインも実験体らしいし・・・ロシアの空軍にアメリカの海兵隊、ヤマタイ国を名乗る木星圏の連中は日系メイン?ジャーナリストは中国系?2014/02/11
水上つた
3
物語の背景にも慣れてきて、さくさくと読めました。2017/03/26
yaemon1950
3
火星攻防になっているが、アトランティスでロストしたサム以外のジュピタリアンは、まだ誰も場面に出てきていない。海兵隊と空軍の絡み、政治家と情報部の駆け引き、謎のスパイとレポーター、等々が舞台に登場。さて次は???2014/06/16
ほにょこ
3
★★あんまり爽快感ないなー。最後まで読みますが、今のところ期待外れです。2013/08/27