内容説明
日本最大のソフトメーカ「ナノクラフト」の経営するテーマパークを訪れたN大生西之園萌絵と友人たち。そこでは「シードラゴンの事件」と呼ばれる死体消失があったという。彼女らを待ち構えていたかのように事件は続発。すべてがあの天才の演出によるものなのか!?全編に漲る緊張感!最高潮森ミステリィ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だんぶる
33
最後まで目が離せない。 ドラマのうっすらとした記憶があったのですが、内容は意外と違うんですね。 真賀田博士の印象が変わりました。 他の小説も読んでみたいと思います。2017/09/03
さく
29
S&Mシリーズ最終巻。犀川先生のことが好きすぎて、出てきて会話をしているだけで幸せな気持ちになる。もはや恋。犀川先生に会いたい!犀川先生が真賀田四季に惹かれるのがなんだか切なかった。彼女はだめだよ、先生。ラストはとても感傷的な気分になって終わった。あぁ、もう一度すべてがFになるを読みたい。本当に大好きなシリーズ!2017/02/01
ぽぽ♪
28
S&Mシリーズラストに相応しい話でした。特に驚いたのが、萌絵が大人になった事。無鉄砲なのはそのままですが、前よりは確実に慎重さが増していました。やっと出てき真賀田四季。犀川先生の真賀田四季に対する態度にちょっと、ん?って思う節がありましたが(萌絵派なので)犀川先生自身、恋愛感情あまりない人なので、らしいと言えばらしいですが。あの人が真賀田四季だったのは驚きました。Fの次に好きな巻でした。2014/10/24
月子
23
大学生の時に飛び飛びで読んだS&Mシリーズ、やっと通して読めました。 感慨深いなぁ。 次はVシリーズだ(*´ω`*) 2017/06/30
星群
23
S&Mシリーズ、10作目。テーマパークを訪れた萌絵達の前に、事件が 続発。背後には、あの天才の影が。香奈芽さんの事を聞き出そうと、萌絵ちゃんが犀川先生をひっかける場面が好き。最後の場面で、あまり犀川先生と萌絵ちゃんの絡みがないのが、少し物足りなかった。最終巻、何だか感慨深い。2012/05/19