内容説明
「嵐の山荘」に引き寄せられた怪寄な人々。そこで万里が犯したドミノ殺人。だが同時に、万里の親友の園子も、何者かによって殺されていた。園子を殺したのは、万里が殺した6人のうちの誰かのはず。複雑に絡み合った殺意の糸を解き明かし、自分が犯した罪もその犯人に着せるべく、万里の必死の推理が始まった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ふじさん
7
西澤保彦マラソン四作目。特殊な設定は一切盛り込まれていないにも関わらず、数ある西澤作品中でも屈指の非日常感、非現実感が味わえる怪作だった。些細な行動によって次々と死が連鎖していく様は、スラップスティック・コメディと捉えるには少々ブラックか。皆殺しにしてしまった宿泊客の内で、唯一自分が手に掛けていない死者の殺害犯を推理するシチュエーションは外連味抜群。二つのパートを交錯させる趣向で描いた構図も中々面白い。屋台骨となる仕掛けに難があるのは痛いが、尖り切った「嵐の山荘」の珍品として一読の価値は大いにあるだろう。2016/12/02
まじょ。
6
「事件の犯人自身が推理する」作品だと最初からネタバレしてくれる親切な作品…だと思ってるとやられるかも2014/02/04
はっち
4
人間があっさり死にすぎ!・・・ですが、殺人犯が別件を推理するのは新感覚で面白かった。2011/02/08
Jimmy
3
やり過ぎだなあ、と込み入った設定を考えついたのは褒めても、芯のアイディアに余計に付け足した感があります。つまり、一つの現場に殺意が集う面白さと、2つの違う局面での物語が最後に繋がる面白さ、どちらか片方だけで勝負した方が良かったのでは、と思います、つまり散らかり過ぎなものを最後に集めてもすでにどうでもよくなってしまっている、という、まさにやり過ぎ感、という事です、残念ながら。2023/11/23
ArcCosine
3
最後の1行を読むまで綺麗に騙されていました。人数が多いなぁとは思っていましたが、一人減らすトリックが上手かった。2012/09/16
-
- 電子書籍
- 白夜の大富豪【分冊】 11巻 ハーレク…




