講談社ノベルス<br> 思い通りにエンドマーク

講談社ノベルス
思い通りにエンドマーク

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  • サイズ 新書判/ページ数 233p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784061813663
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

連続殺人の舞台は、吊橋を渡った断崖に建つ洞洛館だった。その橋が落ち、館そのものが密室になる。大垣洋司が大学の夏休みを利用して洞洛館を訪れた時、すでに仕掛けは緻密に張りめぐらされていた…。壮大にユーモラスに精巧に構築された「新本格探偵小説」ここに誕生。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-san

7
軽いノリ。文章は1作目ということもあってか、あまりうまいとは感じなかった。二人目の殺人の際にどうやって角が飛び出したようにしたのか、よくわかんなかった。真の犯人も意外さはなく、真の探偵もいまいち魅力がない。後期クイーン的問題を意識したようなタイトルだが、個人的にはあんまりぴんと来なかった。佳作。2020/12/05

saifu

2
やっぱり新本格初期の作品のこの「如何にも」な感じが好きだ。この作品が『鬼に捧げる夜想曲』に多大な影響与えたのかしらん。2012/05/09

二分五厘

0
1989.6.27

shibatay

0
十年ぶりの再読。読み返しても秀作。2006/08/03

遊真

0
ありがちな青春ミステリーかと思いきや……。あの時代にこのテーマを扱った斎藤肇は凄い。

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