講談社ノベルス<br> 猫目石 〈上〉

講談社ノベルス
猫目石 〈上〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p
  • 商品コード 9784061811508
  • NDC分類 913.6

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

63
栗本薫&伊集院大介共演作品第1弾上巻。「ぼくら三部作」の薫くんが、招待された軽井沢の先輩小説家の屋敷で、アイドル朝吹麻衣子に一目惚れしてしまう。映画の脚本を頼まれ、しばらく屋敷に滞在する事となるのだが、連続殺人の舞台となってしまう。薫くんが語りを担当するため、通常の伊集院大介作品ではなく、本作は正しくぼくらシリーズである。山科警部も警視へ出世して登場、そう言えばこの人は両方の作品に出演しているのだ、賢い使い方をしているなと感心する。当時、若者のちょっとした感情を描く事が、とても巧みな作家だと思い出した。2017/10/30

うみ

19
え? 何年ぶりに読むんだ? 薫くんと麻衣子の恋の行方と、不気味に進行する殺人事件。名探偵伊集院大介と栗本薫の物語の交点であるこの作品は、大好きで大好きで。はるかないにしえの昔に読んでとりこになって、何年も何十年も経っても、幾つになっても、少し尖った薫くんの言葉が心地よく響く。薫くんはすごくかっこいいんだよな。彼のものの考え方は、昔は憧れて、今は眩しく思う。めちゃくちゃ大好きな作品なのだ。ちょっと表紙が怖いけど😓 2023/05/19

はなん

16
再読回数不明本)薫くんシリーズのこれは、、何作目?薫くんと伊集院大介の出会いの物語。某島での冒険を終えた薫くんが過ごす夏の軽井沢で起こる連続殺人事件。文字通り(タイトル通り)名探偵がいっぱい、死体も・・いっぱい。分かりすぎるほど分かっているこの世界なのに読み始めるとやめられなくて次へ次へとページをめくる。久々の再読で、そっか山科警部も出ていたんだ!と思い出した。これは。。いやとにかくまずは下巻に行きましょう。それにしても今改めて思うのは物凄い芸能界の人々の描き方だなあ・・・という、こと。2014/11/30

agtk

8
薫くんと伊集院大介の競演。物語は薫くん目線で語られる。薫くんから見ると森カオルさんはあんなふうに見えるんだな。死体が増えてきたな。再読なのに、続きがどうなるのかちっとも覚えていない。初読の時のようにワクワクしてきた。さぁ、後半を読もう。2019/02/11

たか

8
栗本薫の二大探偵が出揃う豪華キャスト! 内容的には、薫くん目線で話されるので、『ぼくらシリーズ』になるのかな。栗本薫のミステリでは、一番好きな作品です。 栗本氏は、悪女キャラとの恋愛要素を切なく書くのが上手い。A評価2017/10/29

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