感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たか
41
太平洋戦争末期の戦時下において、閉された山村を舞台に、猟奇殺人事件を扱った本格ミステリ。 本書は、田舎に疎開した軍人の子息である少年の視点で語られ、官能的要素も多分に含まれるが、表面的な事象の裏に隠された伏線のある構図は、予想外で驚かされる。B評価2020/02/15
schizophonic
1
近くから見たときと、一歩ひいて見たときでは違う絵にみえる。そんなだまし絵のような構図に見事に騙された。年上の女(ひと)と少年の交情が物語に忘れがたい余韻を残す。2010/03/31
kanamori
0
☆☆☆2011/02/18




