感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はんげつ
3
おお、これはよかったです。織田信長が探偵役を務める連作ミステリで、戦国時代だから状況把握や使われる言葉が難しいなんてことはなくて、というのも、一人の名もなき修道士が語り部となることで西洋=合理の立場から物語を眺められるからです。時刻の表し方などが顕著な例で、干支のアレやこれをわかりやすく説明してくれたりします。それがミステリに密接に関わってくるアリバイ崩しがありーの、人間消失ありーの毒殺トリックありーので、ストレートに謎解きが楽しめる好篇揃いです。事件の背景に戦国時代らしさがあるのも面白かったです。2019/08/13
二分五厘
0
1987.3.22
慧
0
★1/2
権三郎
0
再読。昭和56(1981)年~昭和57(1982)年に発表された織田信長を主人公にしたミステリ2025/04/20
1131you
0
千年の陰謀や猿丸幻視行で夢中になった井沢元彦なので期待したのだが、敬語の口語体が苦手なのと名探偵信長がはまららずいまひとつだった。 事件解明に結構な時間かけてるっぽい描写があるけど信長にこんな暇あったのかがどうしても気になる。 信長を好き勝手に動かす系の創作物はもうお腹いっぱいかな2025/04/05