手塚治虫漫画全集 〈373〉 アドルフに告ぐ 2

手塚治虫漫画全集 〈373〉 アドルフに告ぐ 2

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  • サイズ コミック判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784061759732
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

【内容紹介】
ドイツのヒットラー・ユーゲントに入れられたアドルフ・カウフマンは優秀な成績を修め、アドルフ・ヒットラーから表彰をうける。一方、ヒットラーに関する極秘文書はドイツから日本へ送られ、記者・峠草平の手に落ちるが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きーさん

20
ナチスドイツの極秘文書を持つ新聞記者・峠草平…遂に日本の警察(特高)に目をつけられ、仕事も借家も追われていくようすが結構リアルで恐ろしい。第二次世界対戦前後の日本や欧州の空気が伝わってくる。暗闇に眼鏡だけが光るような漫画ならではの表現が恐怖を煽っている。各国の屈強なエージェント達が同じ部屋で顔を合わせ、文書を巡って取引を持ちかけるちょっと笑えるシーンもあるが、ハードボイルドなテイストが面白く、大人でも引き込まれる。あえて映画化するなら、実写ではなく、漫画の良さを活かしたアニメにしてほしい!2015/10/01

Miss.W.Shadow

7
峠は行く先々で女性に愛されるな。不死身だし一本気でいい男なんだろう。フランスやアメリカの諜報部にとっとと秘密文書を渡せばナチスは終了するのに!と思うと歯がゆい。のちの歴史を知っている者としてはフランスあたりに渡してくれていたら歴史が変わって面白かったな。ドイツ人のアドルフ・カウフマンが一年でいとも簡単にナチエリート校のAHSで新ナチに洗脳されてしまったのが驚いた。錯綜する逃亡と追跡の糸。劇画の影響色濃く、人が簡単に死にすぎる。2011/03/02

MonoCarky

6
草平は機密文書を手に入れた代わりに、残りの人生を棒に振ったような気がするな。この機密文書を手にしたことから生まれる不幸ってのは、いったいなんなんだろうな。ドイツの保身? 他国の情報を手に入れたいという欲? 結局のところ「自分だけがイイ思いをしたい」っていう浅ましさなのかな。ナショナリズムってのは、浅ましいかw こりゃ面白おかしい文句ができたw|本多大佐も、由季江の心配をしてるんじゃなくて、草平に横取りされるのを懸念して釘差してるように見えるよな。カウフマンのアドルフが母への手紙で「ぼくはドイツ人だ!!」「2011/12/11

R太

4
長編歴史ミステリー、しっかりとした読み応えがあります。機密文書の行方、峠の逃避行、追うものと助けてくれるもの。強靱な精神と肉体がなければ、切り抜けられないなぁ。2012/11/24

天音春子

3
図書館本。 見かけて借りる。 主人公峠草平がなぜいく先々で女性にモテるのかがよくわからない。 巡り巡って殺された弟の手紙を手に入れたが、追われる身になる。 結局争って死人多数で手紙は海の藻屑に。 続きが気になるのでまた読んでいこう。2022/02/18

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