出版社内容情報
【内容紹介】
牢獄を脱走した犬上宿禰(いぬがみのすくね)は、信仰の自由を保証するという大海人皇子(おおあまのみこ)に加勢し、大友皇子からの政権奪取に協力する。東国に向かう途中で犬上は火の鳥に出会い、狗族を救うよう頼むが、火の鳥の答えは意外なものだった!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
26
★★★Kobo。2017/07/15
aki-M
6
太陽編完結。そして火の鳥完結のようです。未完らしいのですが、ラストこれでいいです。火の鳥自体に半端な気がしましたが、この終わり方に涙が出ました。2014/12/15
さんまさ
6
太陽編完結。これで全部なのかな。未完?火の鳥の意図を語る真相編というか火の鳥編が読んでみたかった。ともあれ完走できてよかった。後にいくにつれ読みやすくなりました。慣れかな。Yahooブックさん良企画ありがとうございました。2013/06/04
おさと
5
「太陽編」未完…惜しい。2013/06/04
松田望
4
(14~16)「太陽編」絵は手塚氏の何回目かのピーク、手塚氏らしい暖かさと現代的な要素が交じり合い魅力的。物語の中で主人公は未来と過去を交互に行き来し、この作品単体で『火の鳥』の様相。仏教の神、神道の神の対立が描かれていることに初読時(高校生)に衝撃を受けた。僕が住んでいた関西は寺社仏閣が多く双方が境内の中に混在しており、そのあるがまま以上の姿を想像することが出来なかったのだ。ものの見方が新鮮だった。その文化の対立を視覚化したうえ象徴的に物語に絡める手塚氏の物語作りの巧みさに圧倒される。2014/04/30