出版社内容情報
【内容紹介】
“MW”によって非情な人生を歩んできた結城は、ついに中田英覚の娘婿となり、次なる標的(ターゲット)ミンチ中将に接近してゆく。はたして、結城の抱く野望は実現するのか!?現代社会に警告を発する問題作、堂々の完結編!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
honoka
41
表紙装丁違うけど絵は同じなので登録。NHKの番組で手塚先生のBLという言葉にKindle版買い。思った以上に重かった。読了後しばらく放心状態。毒ガスの恐怖ってあれで無くなったわけじゃないよね?結城の最後のあの不遜な笑みはどういう意味なんだろう。その前の賀来への涙は真実と思いたい。うさぎ島を思い出した。2016/11/13
かやま
4
完結。いやーめちゃめちゃ良かった。急に後半兄が出てきたあたりでお察しではあったけど、悪役として魅力のある主人公をここまで描き切ったのは凄い。2022/05/27
まつじん
4
まだ続きそうなラストも含めて面白いね。2019/11/04
チューリップ
4
映画的な終わり方で結構好きだなあ。でも賀来神父死んだし、結城自身もMWのせいでもうそんなに長くは生きられないだろうし、この後の結城はどんな行動を取るんだろうっていうのが気になる。澄子絶対途中で殺されると思っていたのだけど、最後まで生き残って予想外だったけど安心した。2014/05/23
Sawa
3
おもしろすぎ!!!! これもう映画にしましょうよ。でもこれの配役は誰?誰もできないわよね。 神父の兄貴は鈴木亮平とか昔の宍戸開、佐々木倉蔵・・ねー。 結城は誰?誰が良いかなぁ。及川光博?なんだろうけどまだまだミッチーの知性や悪魔性が足りない。羽生結弦も毒がない。ピーターさん?菊五郎さん?みたいないろいろ。ピエール・ニネでもいいわよ。 さすがの手塚さん。まるで谷崎やあたしの好きな桐野夏生作品文学作品を読んだような充実感。 最後のニヤリは本当に映画的。 2018/02/23




