出版社内容情報
【内容紹介】
深夜の街を亡霊たちが行進する！？市郎少年はふとしたことから、現世と来世とを行き来する不思議な少女と出会った。“あの世”で着々と準備が進められている陰謀とは何か！？夏の夜に巨匠が贈る怪奇ロマンの世界！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
64
ブックオフで100円で見つけたので購入。死後の世界と現実が入り乱れる。手塚治虫自身、後書で書いているが、かなり支離滅裂。「火の鳥」では、生死の問題を真っ向から描いているが、これはかなりいいかげん。時には、こういう軽いものも描きたくなったということか。2020/12/18
ムック
11
手塚治虫記念館にて、すごい題だな～と手にとってみました。あの世の霊たちがすごい数で戻ってきて現世が混乱に陥るお話。一応ハッピーエンドなのかな…？社会問題や人権などをさらりと盛り込んでいる辺りがさすがです。2012/09/08
しんま
3
死後の世界と生の世界を行き来する。死後で死んだら生まれ変わるなど私にとっては斬新な考えだった。2016/11/04
文也
3
kindle版。アイデアは面白いし、中盤までは凄くおもろい。終盤駆け足に感じたのがちょっと残念だけど、面白い作品だった。タイトルや年代、内容をみるに、筒井とか小松左京あたりのSFを意識して描いたのかなー。SF、オカルト、ジュブナイルと割りとごった煮な感じから、時かけみたいな爽やかな締めにちょっと笑ったw2016/06/25
digibot
3
たいていの手塚作品は読んだつもりだったけど、こんな面白い本があったとは！2015/06/12
