出版社内容情報
【内容紹介】
誰がこんな不幸を予想しえただろうか!?人類の夢“不死”を手に入れた男がたどる苦悩の運命。肉体の大半を機械に置きかえられて蘇生した主人公レオナの心に、たったひとつ残されたものは……。好評の大河ロマン第7巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
zero1
41
復活編で描かれる永遠の命。人とロボットの境界はどこにある。🚗2482年のエア・カー事故でレオナは死ぬ。先端医療により再生されたものの、人がガラクタに見える。唯一ロボットのチヒロに魅力を感じ恋に落ちる。チヒロもまた…📚️場面は変わりロビタの集団自殺。月のロビタが殺人?📚️血を飲めば永遠の命を得られる火の鳥とトワダ、レオナの関係。事故の真相。生命倫理と【何故、生きる?】を壮大なスケールで描く。他のエピソードとの繋がりも見逃せない。手塚のライフワークが現代の我々に問いかける。2024/12/05
かず
23
★★★★★Kobo。2017/07/08
読書好きの変人
11
復活篇突入。すごい。手塚治虫。マンガ表現全部やり尽くしてるんじゃないかって思うほどの振れ幅。当時にしたら王道にして超前衛だったんじゃないかな。体の70%以上が人口機器に入れ替わったら人間と、自分が自分だと言えるのかという問い。体の一部を失っても人工物で補填できる近未来だからこそのテーマ。手塚治虫は先見の明がある。時間軸が交錯して少し読みにくいがジュブナイル的なマシンたち(レーザー銃やロボット、空飛ぶ車など)も含めて愛すべき作品。2023/12/22
Munedori
5
レオナの手術後の話。有機物を正しく認識しなくなるなんて、今でもありそうなストーリー。ロボットのチヒロとの恋は、プラトニックな分だけ純粋だったのだろう。相続争いとの対比が印象的だった。2015/09/06
さんまさ
5
復活編前半。人間とロボットの恋物語のようですがもう読めてきたぞ、またどんどん斜め上の展開があるんだよね?2013/06/03




