出版社内容情報
【内容紹介】
35世紀初め、地球は死にかけていた!地下のメガロポリスから脱走した山之辺は、猿田博士のドームへと、火の鳥にみちびかれた。火の鳥が山之辺にあたえた使命とは?「生命」をめぐり、雄大なロマンが展開する!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
249
縄文時代の話がメインかと思っていたが、そこまで時代を進めると何の話か分からないスケールを感じた。言葉にすると輪廻転生とか色々あるが面白かった。2017/03/25
読書好きの変人
7
火の鳥3巻。これこそが手塚治虫の秀でた思想の総括。実は時系列で見ると最終巻らしく、ラストシーンに至るまで一連の、壮大で抽象の巧みな描写は哲学性に飛んでいるがゆえにカタルシスを禁じ得ない。これぞ人類そのもので火の鳥は地球、いや生命の化身だったかもしれない。ラストの火の鳥の言葉「今度こそ信じたい。今度の人類こそきっとどこかで間違いに気がついて、生命を正しく使ってくれるようになるだろう、と..」もはや商業マンガではないと言わんばかりのこのセリフをデフォルメされた手塚マンガのキャラが言うって、このギャップはいかに2023/07/12
廃
6
人間存在を問うような哲学っぽさがある。 舞台は遠い未来、進歩が止まり衰退を初めて地球環境の悪化で地下に潜りコンピューターに判断をゆだねてかつての繁栄を懐かしむ人類の命運から始まる雄大な時の流れ 今「21世紀の資本論」を読んでいて、限りない進歩はない中で人類どうするの、など考えていたタイミングで軽く読んだのだが、「存在」、世界の入れ子構造、ガイア理論を含む汎経験論的な世界観、そして「神」について面白い角度から観るストーリーにもなっていて、あらためて面白く読んだ。2015/01/04
歩兵
6
未来編、思ったより遥かに未来の話でビックリした。「神」と呼ばれる存在になったマサトと一緒に生命の進化を眺めるのが楽しい。今自分が生きている文明は何回目の繰り返しなのだろうか、と思いを馳せたくなる。自分たちが信じている歴史より遙か以前に、別の文明と歴史がかつて存在していたとしたら、面白いなぁ。まぁ物証がないので、可能性は薄いだろうけど。火の鳥もいい具合に話に絡んできているし、雄大な話で面白かった。2013/06/19
さんまさ
6
未来編。一気に面白くなった気がする。昔に描かれた未来がいま読んでもちゃんと未来してるのが凄いなあ。結構ギャグ&エロ要素あるんですね。しかし最後の展開は・・・三十億年とかついていけません。。2013/06/03
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