内容説明
菅原道真が心血を注いだ『類聚国史』、日本初の日本語辞書『倭名類聚抄』、中世貴族文化の百科事典『古今著聞集』、元禄文化の基礎知識集『和漢三才図会』、近世和学を集大成した『古事類苑』、日本初の百科事典『日本百科大辞典』…。知の基盤となった諸書はどのように編まれ、受容され、伝えられたか。事典を通して日本人の精神の系譜をたどる。
目次
『類聚国史』―律令国家をとらえる
『倭名類聚抄』―国風文化を俯瞰する
『古今著聞集』―貴族文化を仰ぎ見る
『塵袋』と『〓(あい)嚢鈔』―知的体系を模索する
『太平記』―人間のすべてを描き出す
『日葡辞書』―異文化と出会う
『和漢三才図会』―元禄文化の知的基礎を整序する
『武家名目抄』―武家文化を概観する
『厚生新編』―西欧の百科事典に出会う
『波留麻和解』から『三語便覧』まで―横文字と格闘する
『百科全書』と『明治節用大全』―知的世界を拡大する
『古事類苑』―近世和学を集大成する
『日本百科大辞典』―世界に伍して百科事典を作る
著者等紹介
大隅和雄[オオスミカズオ]
1932年福岡県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。北海道大学助教授、東京女子大学教授を歴任。東京女子大学名誉教授。専攻は日本文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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