講談社学術文庫<br> 日本後紀〈中〉

個数:

講談社学術文庫
日本後紀〈中〉

  • ウェブストアに5冊在庫がございます。(2024年03月29日 05時41分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 386p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061597884
  • NDC分類 210.36
  • Cコード C0195

出版社内容情報

勅撰の正史、「六国史」の第三
初の現代語訳(付・原文)

『日本後紀』は平安時代初期の歴史を扱った国史であり、朝廷中枢の重要な出来事を網羅した貴重な史料でもある。全巻のうち10巻のみが現存、散佚した部分の修復補完が江戸時代から多くの学者の手により試みられてきた。本書では、『類聚国史』『日本紀略』等から集めた逸文を加えて復元された全40巻に、初めて現代語訳を施す。歴史の曲がり角、平安初期の様子が間近に蘇ってくる。

『日本後紀』は古代国家が編纂した六国史の1つで、桓武朝の後半から平城・嵯峨・淳和朝に至る4代、年号で言えば延暦11年から天長10年に至る40年余の歴史を記述している。都が「咲く花の匂ふがごとく」と栄華を謳歌した奈良京から長岡京へ遷り、それも束の間、平安京への遷都が行われ1000年の都城建設がすすめられる一方で、律令国家は大きな曲がり角を迎え、政治改革が模索される時代であった。――<本書上巻「まえがき」より>

平城天皇
 巻第十四      大同元年五月――同年九月
 巻第十五(逸文) 大同元年十月――同二年六月
 巻第十六(逸文) 大同二年七月――同三年三月
 巻第十七      大同三年四月――同四年四月
嵯峨天皇
 巻第十八(逸文) 大同四年四月――同年十二月
 巻第十九(逸文) 弘仁元年正月――同年八月
 巻第二十      弘仁元年九月――同年十二月
 巻第二十一     弘仁二月正月――同年閏十二月
 巻第二十二     弘仁三年正月――同四年二月
 巻第二十三(逸文)弘仁四年三月――同五年六月
 巻第二十四     弘仁五年七月――同六年十二月


森田 悌[モリタ テイ]
著・文・その他

内容説明

『日本後紀』は平安時代初期の歴史を扱った国史であり、朝廷中枢の重要な出来事を網羅した貴重な史料でもある。全巻のうち十巻のみが現存、散佚した部分の修復補完が江戸時代から多くの学者の手により試みられてきた。本書では、『類聚国史』『日本紀略』等から集めた逸文を加えて復元された全四十巻に、初めて現代語訳を施す。歴史の曲がり角、平安初期の様子が間近に蘇ってくる。

目次

平城天皇(巻第十四 大同元年五月‐同年九月;巻第十五(逸文) 大同元年十月‐同二年六月
巻第十六(逸文) 大同二年七月‐同三年三月
巻第十七 大同三年四月‐同四年四月)
嵯峨天皇(巻第十八(逸文) 大同四年四月‐同年十二月
巻第十九(逸文) 弘仁元年正月‐同年八月
巻第二十 弘仁元年九月‐同年十二月
巻第二十一 弘仁二年正月‐同年閏十二月
巻第二十二 弘仁三年正月‐同四年二月 ほか)

著者等紹介

森田悌[モリタテイ]
1941年埼玉県生まれ。東京大学文学部国史学科、同法学部公法課程卒業。専攻は日本古代史。文学博士。金沢大学教授を経て、群馬大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

feodor

2
中巻はなかなかにもりだくさんだった。平城朝・嵯峨朝を扱っているのだが、前奏曲となる伊予親王の変(藤原宗成の誣告により伊予親王が謀反を企てていたとして訴えられ、絶食死した事件)が重低音で響く中で、平城上皇による平城京遷都の命令、そしていわゆる薬子の変……その一方で、この薬子の変でもいったんは捕縛された文室綿麻呂は、その後東北経営に専念している。そのため、よく提案もしている。伊予親王⇒薬子の変という動きは、なかなかにドキドキした。2010/12/28

アル

1
中巻は平城~嵯峨天皇時代。 伊予親王の変や薬子の変など重大事件が続くが、なぜか印象に残ったのは藤原緒嗣。何度も辞表を出しては勅命により不許可となっている。 また、官人に王の名が多く、皇位継承にからまない皇族が朝廷にかなりいたことを伺わせる。2022/12/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/72410
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。