講談社学術文庫<br> 学問のすゝめ

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講談社学術文庫
学問のすゝめ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061597594
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0137

出版社内容情報

自由平等・独立自尊の思想、実学の奨励を平易な文章で説く不朽の名著に丁寧な語釈・解説を付す。天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず。近代日本を代表する思想家が説く、国民の精神革命。自由平等・独立自尊の理念を掲げ、西洋的「実学」を奨励する不朽の書に、より多くの読者が親しむことを企図し、本書は流麗な文語調の原文に長年の研究成果を結実させた丁寧な語釈・解説を付した。国際社会の中の日本、日本人のあり方を考えるうえで、いまなお重要な指針を示す現代人必読の一冊である。(講談社学術文庫)

初編
 端書
第二編
 端書
 人は同等なること
第三編
 国は同等なること
 一身独立して一国独立すること
第四編
 学者の職分を論ず
 付録
第五編
 明治七年一月一日の詞
第六編
 国法の貴きを論ず
第七編
 国民の職分を論ず
第八編
 わが心をもつて他人の身を制すべからず
第九編
 学問の旨を二様に記して中津の旧友に贈る文
第十編
 前編の続き、中津の旧友に贈る
第十一編
 名分をもつて偽君子を生ずるの論
第十二編
 演説の法を勧むるの説
 人の品行は高尚ならざるべからざるの論
第十三編
 怨望の人間に害あるを論ず
第十四編
 心事の棚卸し
 世話の字の義
第十五編
 事物を疑ひて取捨を断ずること
第十六編
 手近く独立を守ること
 心事と働きと相当すべきの論
第十七編
 人望論


福沢 諭吉[フクザワ ユキチ]
著・文・その他

伊藤 正雄[イトウ マサオ]
著・文・その他

内容説明

近代日本を代表する思想家が説く、国民の精神革命。自由平等・独立自尊の理念を掲げ、西洋的「実学」を奨励する不朽の書に、より多くの読者が親しむことを企図し、本書は流麗な文語調の原文に長年の研究成果を結実させた丁寧な語釈・解説を付した。国際社会の中の日本、日本人のあり方を考えるうえで、いまなお重要な指針を示す現代人必読の一冊である。

目次

人は同等なること
国は同等なること
一身独立して一国独立すること
学者の職分を論ず
明治七年一月一日の詞
国法の貴きを論ず
国民の職分を論ず
わが心をもつて他人の身を制すべからず
学問の旨を二様に記して中津の旧友に贈る文
前編の続き、中津の旧友に贈る
名分をもつて偽君子を生ずるの論〔ほか〕

著者等紹介

福沢諭吉[フクザワユキチ]
1835~1901。豊前国中津藩士、のち幕府に出仕し幕府遣外使節に随行して渡欧・渡米。1868年、慶応義塾を創設、在野の代表的啓蒙思想家として活動し、国民精神の変革をめざした

伊藤正雄[イトウマサオ]
1902~1978、大阪生まれ。東京帝国大学文学部国文学科卒業。神宮皇学館・甲南大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takashi1982

5
岩波文庫版との違いは伊藤正雄による詳細な校注の存在だ。伊藤はこの本の現代語訳も出版するくらいなので、その福沢理解には定評があるのだろう。今となっては意味のとりにくい当時の慣用的な表現や、意味内容が変わってしまった語に非常に丁寧に説明が附される。当時の子ども向けに福沢思想のエッセンスを平易に説いたこの本は、洋学者・福沢諭吉から思想家・福沢諭吉としての出発点であるとも言える。「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」のフレーズばかりが有名だが、人格の独立を説くその姿勢は近代日本を考える上で必須である。2011/08/08

耳目之学(不定期更新中)

5
欧米列強の脅威に震えていた当時の日本の出版界を席巻した自己啓発書。学問のすすめといえば「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らずと言へり」の一文が有名だ。だが、このような天賦人権論だけではなく、学問の方法や友人との交際術、幸福論、人生論、処世術など幅広い内容がコンパクトにまとまっている。いい加減な自己啓発本を1000冊読むよりも『学問のすすめ』を1冊読んだ方が良いと思う。デール・カーネギーの『人を動かす』と『道は開ける』、本多静六シリーズ(実業之日本社)も併せて読めば自己啓発は完ぺきだ。2011/02/09

たつや

4
存在は知っていたが、初めて手にした。とても薄いのに、学問についての当時の諭吉が思う大切な事が、十七編も詰め込まれている。思想的と言うより、なるべく平易に皆に読める様に書かれたように思える。何故なら、明治の文章なのにこんな自分でも読めたのだから。名著と呼べる。2022/11/06

カインズ

3
【個人の独立と国家の独立】権利の平等や個人の独立、西洋文明とのつきあい方等を巧みな比喩を用いながら説く一冊。読んでいて今の世でも通じる議論が数多く為されていることに唸らされた。西洋文明の凄さを認めながらも、決してそれにおもねることなく日本の文化とのバランスを取ることを主張したり、外国から軽んじられた場合には断固として抵抗することを主張する姿からは愛国者としての姿が見えてくる。国法の背後にある精神に外国の思惑が入り込み、他国にも毅然とした対応が出来ない今の日本は、独立しているのだろうかと考えさせられた。2012/08/19

Hisa

2
ちゃんと国語を勉強してなかったので、読んで理解するのに時間がかかり、かなり遅読になりました。 明治に説かれた事なのに、まるで、現代を生きる我々のために書かれた様な内容でした。 下手な自己啓発本を読むよりは、この一冊で十分な気がします。2016/08/11

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