出版社内容情報
聖人の孔子と並ぶ賢者として孔孟と呼ばれ、その著述は『論語』と同様に四書のひとつとされる孟子。魏、燕、斉などの七強国が覇を争った戦国時代に、小国鄒(すう)に生まれ、諸国をめぐって説いた仁政とは何か。人材登用の要諦などあるべき君子像の提言や井田制など理想国家の構想から、人間の本性を考察したうえの修身の心得まで、賢者の教えを碩学が解説する。
1 孟子思想の時代背景――孟子の生きた戦国時代――
2 孟子の人と思想
3 『孟子』という著作
貝塚 茂樹[カイヅカ シゲキ]
著・文・その他
内容説明
聖人の孔子と並ぶ賢者として孔孟と呼ばれ、その著述は『論語』と同様に四書のひとつとされる孟子。魏、燕、斉などの七強国が覇を争った戦国時代に、小国鄒に生まれ、諸国をめぐって説いた仁政とは何か。人材登用の要諦などあるべき君子像の提言や井田制など理想国家の構想から、人間の本性を考察したうえの修身の心得まで、賢者の教えを碩学が解説する。
目次
1 孟子思想の時代背景―孟子の生きた戦国時代(渾沌とした時代;新しい文化の息吹き;孔子の歴史的位置と諸子百家)
2 孟子の人と思想(孟母三遷;孟子の生涯;孟子の性善説)
3 『孟子』という著作(梁恵王章句;公孫丑章句;滕文公章句;離婁章句;万章章句;告子章句;尽心章句)
著者等紹介
貝塚茂樹[カイズカシゲキ]
1904年東京生まれ。京都大学文学部史学科卒業。東洋史専攻。京都大学人文科学研究所教授(所長)、東方学会会長などを歴任。1987年没
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