出版社内容情報
小王国分立から、外敵の侵入による混乱の時代を経て、紀元前8世紀に都市国家・ポリスの成立を見た古代ギリシア。民主主義の原点として、前5世紀に黄金期を迎えるポリスはいかに発展し衰退したか。アルファベットやオリンピア競技、ホメロスの詩、ソクラテス、プラトンの哲学など西洋文明の源流をたずね、古代ギリシアの栄光と落日をたどる名著。
第1章 王宮の内と外
1 ギリシア先史文明の発見
2 線文字Bの解読
3 古代ギリシア人の形成
4 ミケーネ時代の諸王国
第2章 ポリスの生誕
1 暗 転
2 王国からポリスへ
3 ホメロスの詩
4 貴族と平民
第3章 民主政への歩み
1 ギリシア世界の拡大
2 重装歩兵制の成立
3 スパルタの国制
4 アテネ民主政の成立
第4章 ポリスの栄光と凋落
1 自由のための戦い
2 ペリクレスの時代
3 戦争と平和
4 ポリス世界の凋落
伊藤 貞夫[イトウ サダオ]
著・文・その他
内容説明
小王国分立から、外敵の侵入による混乱の時代を経て、紀元前八世紀に都市国家・ポリスの成立を見た古代ギリシア。民主主義の原点として、前五世紀に黄金期を迎えるポリスはいかに発展し衰退したか。アルファベットやオリンピア競技、ホメロスの詩、ソクラテス、プラトンの哲学など西洋文明の源流をたずね、古代ギリシアの栄光と落日をたどる名著。
目次
第1章 王宮の内と外(ギリシア先史文明の発見;線文字Bの解読 ほか)
第2章 ポリスの生誕(暗転;王国からポリスへ ほか)
第3章 民主政への歩み(ギリシア世界の拡大;重装歩兵制の成立 ほか)
第4章 ポリスの栄光と凋落(自由のための戦い;ペリクレスの時代 ほか)
著者等紹介
伊藤貞夫[イトウサダオ]
1933年、東京生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。東京大学教授、放送大学教授を歴任。東京大学名誉教授
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