講談社学術文庫<br> 古典落語〈続〉

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講談社学術文庫
古典落語〈続〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 444p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061596436
  • NDC分類 913.7
  • Cコード C0195

出版社内容情報

大衆が支え、名人が磨いた古典落語。「まんじゅうこわい」「代脈」「妾馬」「酢豆腐」など代表的な二十編を厳選した、好評第二弾。冴える話芸、こぼれる笑い
「まんじゅうこわい」「妾馬」「酢豆腐」「品川心中」…

「濃いお茶が一ぱいこわい」、「酢豆腐はひと口にかぎりやす」――。大衆に支えられ、名人たちによって磨きぬかれた伝統話芸・古典落語。本書は「まんじゅうこわい」「代脈」「妾馬」「酢豆腐」など、代表的な19編を厳選。明治・大正・昭和の速記本をもとに完全再現し、日本人の笑いの源泉を描き出す。笑いとともにあった庶民の暮らしが、ここに甦る。

「ああこわい、こわい……ああ、唐まんじゅう……こういう高いものは、こわいからまっさきに消えてもらわなくては……中は……わあ、いいあんこだな……こわい、こわい(中略)」と、熊さんはまんじゅうを食べはじめました。(中略)「やい、熊公、てめえがほんとうにこわいのは、いったいなんなんだ?」「えへへ、このへんで、濃いお茶が一ぱいこわい」――(本書「まんじゅうこわい」より)

まんじゅうこわい
酢豆腐
代脈
船徳
大工調べ
宮戸川
妾馬
品川心中
富久
千両みかん
たちぎれ
茶の湯
小言念仏
禁酒番屋
百川
金明竹
花見の仇討ち
山崎屋
茗荷宿屋
落語と日本文学
落語人物誌


興津 要[オキツ カナメ]
編集

内容説明

「濃いお茶が一ぱいこわい」、「酢豆腐はひと口にかぎりやす」―。大衆に支えられ、名人たちによって磨きぬかれた伝統話芸・古典落語。本書は「まんじゅうこわい」「代脈」「妾馬」「酢豆腐」など、代表的な十九編を厳選。明治・大正・昭和の速記本をもとに完全再現し、日本人の笑いの源泉を描き出す。笑いとともにあった庶民の暮らしが、ここに甦る。

目次

まんじゅうこわい
酢豆腐
代脈
船徳
大工調べ
宮戸川
妾馬
品川心中
富久
千両みかん
たちぎれ
茶の湯
小言念仏
禁酒番屋
百川
金明竹
花見の仇討ち
山崎屋
茗荷宿屋

著者等紹介

興津要[オキツカナメ]
1924年生まれ。早稲田大学文学部国文学科卒業。早稲田大学名誉教授。専攻は近世文学。1999年没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

104
古典落語19篇が収められています。正に続いて読んだのですが、昔読んでいた割には忘れてしまっているものが多く再度あの市むことができました。昔読んだときには主に筋を中心に読んでいたのですが、いま読んでみるとこの中に書かれている江戸時代などの社会生活などがよくわかる気がしました。「まんじゅうこわい」「酢豆腐」「富久」などは何度読んでも楽しめます。2023/10/17

優希

46
名人たちが磨き上げた伝統芸能が落語なのだと改めて思いました。言葉だけで全てを伝える。日本人の笑いの原点ですね。2023/02/06

imagine

9
読んでいくごとに、当時(おもに江戸時代)の生活風景、社会背景がおぼろげに把握できてくる。旅や遊郭などに限られたレジャー、固定された身分制度。戦乱はないものの、ある意味では権力側から見事に抑制されたディストピアでもあった時代。不平不満を通り越して、諦めにもにた庶民感情が、「笑い」という手段で時代を生き抜いたことが窺える。そして巻末の短いながらもアカデミックな著者解説!井原西鶴や十返舎一九らが、すでに落語から影響を受けていたという指摘と、夏目漱石がリスペクトし、引用した落語の元ネタ。著者の研究成果に感謝。2017/01/25

ゆうこ

5
品川心中が読んでみたくて手に取りました。前作に続いて読みました。落語は、やはり耳から入るものかな…と、思いつつ。 2019/01/08

あんどうれおん

4
既刊『古典落語』に続く、テキストで落語に親しむための本。有名な演目の内容を知ることだけが目的なら、本書を含むシリーズ三冊だけでも十分かもしれません。落語を楽しむためには、噺家の存在が必要であると改めて感じます。2020/07/12

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