講談社学術文庫
戦艦ポチョムキンの反乱

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061596191
  • NDC分類 397.238
  • Cコード C0122

内容説明

一九〇五年六月末、ロシア海軍の誇る最大・最強の戦艦ポチョムキン号上で、水兵による反乱が勃発した。ロシアを席巻する革命の気運が、ついに皇帝の軍隊にまで及んだのだ。反乱に成功し、意気上がる水兵たちは、討伐に乗り出した黒海艦隊と対峙しつつ、僚艦との共闘をはかるが…。気鋭の海軍史家が「洋上の革命」の実相に迫ったノンフィクション。

目次

「うじ虫」騒動
反逆に立ち上がる市
ツァーリの宣戦
埠頭の殉教者
埋葬
艦砲射撃
オデッサ沖海戦
優柔不断の乗組員
黒海航行
亡命者たち

著者等紹介

ハフ,リチャード[ハフ,リチャード][Hough,Richard]
イギリスの海軍史家

由良君美[ユラキミヨシ]
1929年、東京都生まれ。学習院大学哲学科、英文科卒業。東京大学教養学部教授、東洋英和女学院大学教授を歴任。英文学者。訳書多数。1990年没
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感想・レビュー

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aoto

0
本当は読み終わってないけど、投稿。まさか、ポチョムキンが船艦だったなんて!なんと、響きのユニークなアーミーって思ってたら…。ポチョムキン渋いっす。2013/08/12

Esperanza

0
この叛乱は、ロシア革命の導火線か、あるいは腐ったボルシチ拒否運動が扇動家に煽られただけか(このノンフィクションを読む限りだと後者な印象。)。映画の蛆虫とオデッサの階段が思い出されてならない。2010/05/19

まふ

0
有名なポチョムキンの反乱の物語。史実に正確だというが、訳文は由良調。名調子だ。黒海内での事件だ。一体黒海とはいかなるところであろうか。ボスポラス海峡に尻を握られているので、外界には出られないが、黒海沿岸の国、地域は数多くあるから、バルチック艦隊のように外界に飛び出す必要はないのであろう。2017/09/24

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