講談社学術文庫<br> 老荘と仏教

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老荘と仏教

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061596139
  • NDC分類 124.2
  • Cコード C0110

出版社内容情報

西域より移入以来、二千年の歴史をもつ中国仏教。中国人はこの外来思想をどのように受容したのか?老荘の「無」の思想を通じた、仏教の根本義「空」の理解に始まり、自力の道「禅」・他力の道「浄土」という二大中国的仏教の誕生へ。老荘思想を中心に中国の知の歴史をたどりつつ、インド・中国思想のダイナミックな交流を深く、また明晰に追究する。

1
老荘思想――中国的世界観
老荘思想と仏・道二教
道教の発生と展開
2
中国知識人の仏教受容
中国思想における超越と内在
中国における空の思想
思想史における善導の地位
『無量寿経』三訳に見る「自然」
3
死の象徴としての阿弥陀仏


森 三樹三郎[モリ ミキサブロウ]
著・文・その他

内容説明

西域より移入以来、二千年の歴史をもつ中国仏教。中国人はこの外来思想をどのように受容したのか?老荘の「無」の思想を通じた、仏教の根本義「空」の理解に始まり、自力の道「禅」・他力の道「浄土」という二大中国的仏教の誕生へ。老荘思想を中心に中国の知の歴史をたどりつつ、インド・中国思想のダイナミックな交流を深く、また明晰に追究する。

目次

老荘思想―中国的世界観
老荘思想と仏・道二教
道教の発生と展開
中国知識人の仏教受容
中国思想における超越と内在
中国における空の思想
思想史における善導の地位
『無量寿経』三訳にみる「自然」
死の象徴としての阿弥陀仏

著者等紹介

森三樹三郎[モリミキサブロウ]
1909~1986。京都府生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。大阪大学名誉教授。専攻は中国哲学史。文学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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i-miya

32
2012.03.19(初読、初著者)森三樹三郎著。 2012.03.17 (底本) 法蔵館刊、1986.01。 (カバー) 西域より移入以来、2000年の歴史、中国仏教。中国人の仏教受け入れの歴史、どのように受容したのか。(1)老荘の「無」の思想を通じた仏教の根本義、「空」の理解。(2)自力の道「禅」と、(3)他力の道「浄土」、という2つの中国仏教の誕生へ。中国の知の歴史。インド・中国思想のダイナミックな交流の歴史。2012/03/19

i-miya

30
2012.03.23(つづき)森三樹三郎著。  2012.03.22  老子の実在を疑う説。(老子の思想について)  (1)孔子の教えへのアンチテーゼとしての老子の教え。「道の道とすべきは、常の道にあらず」固定化した道、形式化し、因習化した道というのは孔子の道を指しており、永久不変の道ではない、とする、であれば、老子は孔子と同じか、それに続く時代に生きたことになる?(儒教と老子の対立)  2012/03/23

i-miya

25
2012.03.28(つづき)森三樹三郎著。  2012.03.26  四.荘子の人間哲学。  荘子の伝記も不明瞭な点が多いというものの、ほぼその輪郭だけは捉えることができる。(『史記』「荘子伝」から)  荘周は、戦国時代の宋国の蒙(河南省)の人で、その土地の漆園(うるしばた)の吏になった。失業インテリに近い。荘子は博学。根本は老子の学にある。その文章は巧で、盛んに他の学派に攻撃を加えていた。2012/03/28

i-miya

22
2012.04.08(つづき)森三樹三郎著。  2012.04.08  (竺道生について) 禅宗先駆者、長安にて鳩摩羅什門下に入る。頓悟説。これを分けて2とする。(一) 理というものは、根本的に一であり、それが現象となって現れるのに、多となる。(宋学、朱子学にいう「理一分殊」の語は、既に竺によって用いられている)一.真理はあくまで一である、分けられない、分割できない。二.したがって真理を分析し、分解して捉えようとする悟性的認識の方法、言語文字による理解は、一なる真理を捉えることはできない。2012/04/08

i-miya

19
2012.04.08(つづき)森三樹三郎著。  2012.04.08  (神仙説について) 葛洪(かつこう)(283-343)   三. BC2C初、秦が滅び、漢が興る、前漢、初期、の6-70年間、自由放任の政策。道家は、その無為自然の立場から、政治的には自由放任の方向をとる。全盛を極めた道家思想。「黄老」。後漢末(2C末)、五斗米道(天師道)の反乱、発生。それを契機に神仙道が宗教組織を持つ道教に脱皮する端緒となる。五斗米道派一種の新興宗教、戦乱に苦しむ貧民の要望に答えた形で生まれている。   2012/04/08

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