講談社学術文庫<br> 一日一禅

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講談社学術文庫
一日一禅

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  • サイズ 文庫判/ページ数 392p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061595989
  • NDC分類 188.84
  • Cコード C0114

出版社内容情報

明鏡止水、照顧脚下、松に問え菊に聴け、独坐大雄峰。禅者が自らの存在をその一句に賭けた禅語。それは幾百年にわたり、師から弟子へと伝えられ続けた禅の精髄である。詩境を心ゆくまで味わう雅趣豊かな句から、命がけの修行の果てに吐き出された血のにじむ句まで。一日一句、僧堂を訪わずして参禅できるよう配された、含蓄豊かな紙上公案・解説集。


1.柳緑花紅――日本の禅者の機縁1
2.照顧脚下――日本の禅者の機縁2
3.無孔の鉄鎚――中国の禅者の機縁1
4.滴水滴凍――中国の禅者の機縁2
5.冷暖自知――公案体系1
6.灰頭土面――公案体系2
7.不立文字――『碧巌録』の公案1
8.教外別伝――『碧巌録』の公案2
9.直指人心――『碧巌録』の公案3
10.見性成仏――『碧巌録』の公案4
11.大道無門――『無門関』の公案1
12.千差有路――『無門関』の公案2


秋月 龍ミン[アキヅキ リョウミン]
著・文・その他

内容説明

明鏡止水、照顧脚下、松に問え菊に聴け、独坐大雄峰。禅者が自らの存在をその一句に賭けた禅語。それは幾百年にわたり、師から弟子へと伝えられ続けた禅の精髄である。詩境を心ゆくまで味わう雅趣豊かな句から、命がけの修行の果てに吐き出された血のにじむ句まで。一日一句、僧堂を訪わずして参禅できるよう配された、含蓄豊かな紙上公案・解説集。

目次

柳緑花紅―日本の禅者の機縁1
照顧脚下―日本の禅者の機縁2
無孔の鉄鎚―中国の禅者の機縁1
滴水滴凍―中国の禅者の機縁2
冷暖自知―公案体系1
灰頭土面―公案体系2
不立文字―『碧巌録』の公案1
教外別伝―『碧巌録』の公案2
直指人心―『碧巌録』の公案3
見性成仏―『碧巌録』の公案4〔ほか〕

感想・レビュー

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テツ

14
『碧眼録』と『無門関』から抜粋した考案を一つずつ紹介し解説していく。ぼくのようなできの悪い脳味噌を搭載している人間でも覚えがある、思考しているときにふいに訪れる思考するための思考から解き放たれる瞬間。言葉には決してできない何かの尻尾を掴んだかのように思える瞬間。古の禅僧たちの言動をなぞるうちにそこに至ることがある。何を伝えたいのか。何を得たいのか。そう考えながら入り込むうちに知らず知らずに到達する場所。不立文字とはいうけれど、文字とそこから生まれる思考は偉大だなあと静かに感動する。2020/03/22

isao_key

6
禅語の中から366則を選び短く解説を加えた。禅書の基本書といえる『碧眼録』『無門関』から半分を採っている。昨日『無門関を読む』を読了したばかりで、重複する則も多いが、それはそれで知識の整理となる。一期一会の語源は離宮の弟子山上宗二の記した『山上宗二記』に「一期に一度の会」に見えるのが元らしいが、それを井伊直弼が『茶湯全集』の中で「そもそも茶の交会は、一期一会といひ、たとへば同じ主客と交会するも今日の会に再びかへざることを思えば、実にわれ一世一度の会なり」と言い直したものが現在まで使われているそうである。2014/01/31

(ま)

3
366の禅語/公案集 自他不二、心身脱落、真空無相から真空妙有、仏向上へ 禅問答というのは散々経験してきたが、本物は更に訳がわからない・・・2021/12/19

monotony

1
1日1禅以上のペースで読んだけど、8割以上素読状態、それでもところどころに理解できてなるほどなぁ〜。唸ってしまうような部分もあって、読み応え十分。2011/09/24

bittersweet symphony

0
<再読>臨済禅は日本では少数派で、日本でイメージされている禅とはかなり違った実体を持つものですが、臨済禅を軸足に、禅の公案を一日ひとつづつ解説を加えていく内容。中国の禅僧の歴々のエピソードがこれでもかと披露されているわけですが、各人を体系・時系列で把握できる副読本的なものが必要ですね。2016/12/19

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