内容説明
現代を読み解くには世界宗教の基礎知識が不可欠である。中東のイスラム教徒とユダヤ教徒、イスラム教のスンニ派とシーア派、インドのヒンズー教徒とシク教徒等、宗教紛争の根にあるものとは何か?本書は、世界の主要な宗教・宗派、教典、宗教史上の事件や運動等を地域別、系統別に整理し、とくに日本との関連に留意しながら解説する。講談社学術文庫『日本宗教事典』の姉妹編。
目次
世界の宗教
原始宗教
古代宗教
仏教・ヒンズー教
儒教・道教
キリスト教・ユダヤ教
イスラム教
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いきもの
2
仏教、キリスト教、イスラム教を中心に広範な宗教の概説を載せている。必ずしも網羅的ではないが古代宗教やモルモンやエホバなどの新興宗教も載せてある。日本との関係に注目する側面があるので統一教会も登場。バハイ教など知らない宗教も紹介されていて面白かった。2014/06/01
hr
1
図書館本。これは名著。知っている宗教の色々を、そうだったこれもあったあれもあった、と思い出させてくれる。広い範囲を網羅するために端折ったところも多いだろうし、内容に古さもあるかもだけど、宗教全般のとっかかりとしては十分ではないか。買いたい。2025/04/30
田蛙澄
1
諸宗教についての知識を復習するために買ったが、なかなか良い本だった。思想的な側面よりは儀礼や日常生活、歴史などの実践面の記述が多いのもとても役に立った。2017/01/28
かんがく
1
大学で世界史を本格的に学ぶにあたって、世界の歴史、文化、政治など様々なものに絡み、また現代社会の問題にもかかわってくる宗教の基礎的知識をつけたくて読みました。 こちらの目的に合致していて、仏教・イスラム教・キリスト教などをはじめとして、道教・ゾロアスター教・ユダヤ教などから、エホバの証人・統一教会などまでありとあらゆる宗教を簡潔に数ページずつ説明していく本。 かなり広範な知識が付きました。これから、さらにそれぞれの宗教について詳しい本を読んでいこうと思いました。2014/04/16
flatscan
0
表紙 http://shinshomap.info/book/book_image/4061594362.jpg