内容説明
人に歴史があるように花にも歴史がある。いつ、誰が、どこで、どのように栽培を始め、改良したのか。その歴史を知れば花の世界はもっと豊かになるに違いない。一八世紀イギリスの花の探検家たちによる新種の発見や日本への伝来を詳細に記し、著者自ら研究のために訪れた世界各地の植物を紹介。身近な草花百種の文化史を、独自の調査と古今東西の貴重な文献で探り、栽培のこつをも解説した必携の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
クナコ
6
初読。庭木や園芸品種として身近な古今東西の花木の来歴や特徴を各種見開き1ページで解説する。こう言った書籍は取り上げる花の数が多くなるに従い各種解説の字数制限がネックとなって説明不足になりがちだが、本書に関してはそう言った不満はなかった。世界に遍く人気となった花の名称起源や原産地、世界的普及のきっかけ(欧州の博物学やプラントハンターによる発見、売り込み)など、世界史の本を読んでいるのかと思うような深い満足感のある内容だった。ただ95年の出版物なので、現代では品種や系統分類に修正が入っている植物もあるやも。2026/03/19
圓(まどか)🐦@多忙のためほぼ休止中
1
花の名前はすべてカタカナ表記。できれば漢字と英語名とそのスペル表記があった方が親切だった。印象としてはあくまでも「知識」で「履歴書」というタイトル通りに栽培と改良の歴史の紹介です。季節ごとに紹介されてはいるけれど、情緒性はあまりないです。全体的に自分にとっては「事典」としても欲しい情報がなく中途半端なので予備知識として暇つぶし用ならという感想です。2022/03/14
yuzi
1
1980年1月から2年間、朝日新聞で毎週連載されたコラム「花の履歴書」の文庫版。コラムなのでどの花についても見開き1頁でちょっとした隙間時間に読んで楽しむのにちょうどよいです。それにしても専門は細胞遺伝学と民族植物学とのことですが、古今東西の植物関連の書物をたくさん読んでてびっくり。フィールドワークとか実験室にいる研究者ではなく、書物に埋もれる学者な人だったのかしら。とにかく参考文献の数が膨大で感動を覚えるレベル。巻末にはどの書物にどの花がでてきたのかもまとめてあるので気になる書物にあたるもよし。面白い。2022/01/30
ノコギリマン
1
身近にある花からあんまりよく知らない花の由来を懇切丁寧に解説してくれている本書。ボクはあんまり花のことを知らないのであれなんだけど、知ってる人が読んだら、なかなかに読み応えのある本だと思います。2012/12/18
成層圏カウベル
0
読んで頭に入れるというより、本棚に入れて、時々そういえばと見返すに向く本。内容は史学や民俗学に触れていて興味深いが、入門編と言った感じ。2017/12/28
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