内容説明
貞享元年冬名古屋で、元禄三年晩秋京都で、同七年初春江戸で、三たび新風を宣言した、世に言う“蕉風三変”の記念すべき三歌仙(「狂句こがらしの巻」五吟・「鳶の羽の巻」四吟・「梅が香の巻」両吟)に「霽の巻」「雁がねの巻」を加えた五巻の連句評釈を収録。綿密な考証と溢れる想像力で古典詩歌の解釈法に新たな展望を拓き、平成二年度芸術選奨を受けた画期的評釈。
目次
狂句こがらしの巻―『冬の日』
霽の巻―『冬の日』
雁がねの巻―『阿羅野』
鳶の羽の巻―『猿蓑』
梅が香の巻―『炭俵』
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