内容説明
本書は古今の名文や名言の模範文を列挙して、作文の原理と実技とを分かりやすく細説した画期的な文章修業の書である。明治45年の初版刊行以来、確かな考え方に立つ文章規範の書として、また達意の文章を書きたいと願う実用的文章表現力の向上をめざす書として、さらに我が国の文章史を踏まえ、広く古今の文章に目を配った他に類を見ない書として、国語関係者は勿論、学生、一般人必携の名著。
目次
第1講 作文自習の必要
第2講 文章の二大別
第3講 散文と律語
第4講 国文の諸体
第5講 文章の落第、及第、優等
第6講 文の三要素
第7講 文の種類
第8講 詞姿
第9講 文の結構
第10講 文体
第11講 翻訳文の作法
第12講 作文の実習
第13講 文品
第14講 国文の沿革
-
- 和書
- 電撃戦 ハヤカワ文庫