内容説明
進歩・合理・効率を旨とする近代主義の価値観が西洋を、日本を覆っている。ここでは男はもちろん女=母親でさえ物質的―社会的価値によって量られ、生産―労働第一主義に駆りたてられる。「女らしさ」は劣っているか。現代人の悲惨な生からの救済を願って著者は、「たまもの」という謙遜な心の技術、非合理非効率な「家庭の精神」の復権を訴える。博大な学識と成熟した叡知で綴るたじろがぬ生き方のすすめ。
目次
第1章 男と女はどこが違うか
第2章 東と西の女性観
第3章 女性解放の思想
第4章 啓蒙主義への疑問
第5章 カトリックの価値観
第6章 職業第一主義の貧困
第7章 たじろがぬ生き方のすすめ
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