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講談社学術文庫
茶道改良論

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  • サイズ 文庫判/ページ数 282p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784061590366
  • NDC分類 791
  • Cコード C0177

内容説明

明治31年に大日本茶道学会を創設した田中仙樵は、明治の欧化政策により衰退した茶道を復興するために秘伝開放を主張して『茶道講義』を発行、茶道の奥義の実践普及に努めた。千利休の言動を記論した茶書『南坊録』の研究者として、利休の精神に還ることを生涯説き続け、その茶道観は今なお大きな影響力を保持している。多年にわたる厖大な著述の中から、主要論文を精選した茶道論の白眉の書。

目次

1 茶味のあるなし
2 茶道改良論
3 茶道の真諦
4 茶禅一味
5 茶の修行
6 時代と茶道

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鮎本 輝

1
第4版のポケットタイプ。全集の膨大な中から抜粋され再編集されたものらしいが、これらの仕方が絶妙に良い。主観的な茶道の更に深層の部分から、世の中の茶道、という様に進み、読みやすいと感じた。特に最後の「六 時代と茶道」では戦時中の茶道について語られており、現在のコロナ情勢に通ずるものがあるように思え、その後に語られるデモクラシーや不易の道というように、コロナ情勢の中で何を得られるのか案じられているようでならない。最初から読み進めた故に気づくことが多く、今の現実と対比して考えられることに良くも悪くも歴史を感じる2020/05/08

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