講談社学術文庫<br> ライフサイクルの心理学〈下〉

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講談社学術文庫
ライフサイクルの心理学〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 290p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784061590274
  • NDC分類 143.6
  • Cコード C0111

内容説明

大人の人生の困難は、青少年問題・老人問題の谷間で見過ごされがちだ。本書で著者たちは、ミドルエイジの工場労働者・会社の管理職・生物学者・小説家の四つの職業グループから各十人、合計四十人に個別面接し詳しく比較考察。その結果人間は成人した後も変化しつづけ、一定の段階を踏んで発達していく事実を明らかにした。下簡では、人生半ばの過渡期から中年に入る時期の生活構造が解明される。

目次

第4部 人生半ばの過渡期と中年に入る時期(人生半ばの過渡期;人生半ばの個性化;人生半ばの過渡期に生活構造を修正する;生物学者ジョン・バーンズの場合;中年に入る時期;ジェイムズ・トレイシーの場合)
第5部 おわりに(成人の発達の課題と可能性)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コジターレ

7
自身のキャリアと結びつけたいので、下巻のみを読了。僕は、人生半ばの過渡期にいるんだなぁ。夢、夫婦関係、次世代の育成など、ぼんやりと考えていたことが取り上げられており、参考になった。良書だと思うが、僕には少々読みづらい文章だった。2017/03/07

hiyu

3
実を言うと最後は斜め読みだったのだが、冒頭のから中盤にかけては自身のこととして良い振り返りではあった。同時に多少の波はあっても平々凡々としている人生かな。こう思えるのは両親はじめ家族、周囲のお陰ではあるが。2023/09/11

Mika Otomo

1
インタビュー記録を体系的にまとめている、まさにライフサイクルの心理学本。幼少期の発達理論は触れてきたけど、いわゆる大人に着目していて興味深い。人生を四季に例えて、各々の特徴をまとめており、それがライフステージと重ねているのもおもしろかった。絶版になっているとは、もったいないなぁ。もう少し学びたくなる!2016/08/28

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