内容説明
ローレライの歌で知られるライン河は、ロマンティックな川であるばかりでなく、ヨーロッパの政治・経済の中心として、またヨーロッパ文化の1つの軸として、そこに生きる人々の生活と精神構造にまで大きな影響を与えてきた。ドイツ人が「父なる河」と呼ぶライン河。その歴史は、流域の歴史であり、人間の営為の歴史である。ドイツ文学の第一人者が限りない情熱をこめて描く異色のライン河の文化史。
目次
序 ローレライ
1 ラインのほとりで
2 ライン河をくだる―源流から河口まで
3 ラインの四季―ボンの日記から
4 よみがえるライン河
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
newborn
3
ライン河とドイツ諸都市について書いていくエッセイ2017/04/14
ふら〜
1
タイトルの通りでライン河の源流から河口に至る諸都市の歴史やそこに伝わる伝承を紹介し、ライン河の文化史を俯瞰。父なる河とある通りこの河がなぜ男性名詞なのか、想いを馳せる。ヨーロッパ行ってみたい。2023/05/07
しょ~や
0
ライン河に沿った話の中で、ドイツらしさも垣間見える。2014/03/07
Rieko Ito
0
ライン川の流れに沿って、ドイツ文学者が流域の物語を語る。話題は伝説、文学、洪水、植林、公害と幅広く、楽しく読むことができる。初版は40年以上前だが、公害の話などは時代とともに変わっても、森に関する話と文学に関する話は古びることなくドイツ文化の神髄を伝えている。味わい深い本だ。2025/05/11




