内容説明
ナイル河、そしてチグリス、ユーフラテス。大河氾濫後の原状回復の要請による測量術から、幾何学は誕生したという。やがて〈数学の父〉ターレスの登場、さらにピタゴラス、ユークリッドへと受けつがれ、アポニウスの円錐曲線へ。達意の名文家として知られる著者が、数学の面白さを伝えることを第一義にまとめた幾何学の歴史。ソフィストの三大難問・一筆書き問題など知的好奇心に溢れる挿話を満載。
目次
エジプトとバビロニア
ターレス
ピタゴラス
ソフィストと三大難問
不可能の証明
ユークリッド
アルキメデス
アポロニュウス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
32
◎大変面白かったです。エジプト・バビロニアにはじまり、どのように考えて数学の壁を突破していったのかを頭の体操をしながら読み進めました。ソフィストと三大難問と不可能の証明が特に良かったです。2026/02/18
nagata
0
実感と数学をつなぐところから考えてみようと手に取った本。土地測量から始まった幾何が、ギリシャに渡ると「科学的」追求がなされて、ようするに訳のわからない代物になっていく。何でもかんでも証明することで定理となっていくのは、読み進めばその通りなのだが、それをたどっていきつつ先人の考えの奥深さに感じ入ってばかり。少なくとも2000年も同じ問題を考え続けるっていうのは想像をはるかに超えることだけは間違いない。2016/04/12
kyokucho
0
エジプトのナイルから発生した幾何の歴史をずずずと追っていく。数学が分からなくても楽しい。2013/08/29




