内容説明
われらの精神生活において、書物はなくてはならぬ生命の糧である。しかし書物は、いつかは種々の災害によって損なわれ、あるいは灰となり、煙となってこの世から姿を消すにいたるだろう。火や水や昆虫、そして人間など書物の敵は多い。本書は、その書物の敵に対しての抗議ともいえるウィリアム・ブレイズの名著『書物の敵』を底本として、それを適宜補正し、分り易い解説を付した読書人必携の書。
目次
書物の敵(火;水;ガスと熱;塵埃と等閑;無知;蠹魚;その他の害虫;製本師;蒐集家)
典籍雑話(書物の価値;書物と家庭;蔵書家の話;奇本と珍本;書物の取扱い注意と保存法)



