内容説明
「博物」とは広くものを知る、の意である。訓詁名物や本草の学に発した博物学は、人々の自然への愛好に支えられて、動植物の科学へと発展していった。学者たちはあくなき探求心をもって「見えない学校」を形成し、厖大な図譜を遺した。本書は、江戸期における博物学の開花を中心に、先史から現代に至る日本人の科学精神の歴史を一望した比類ない通史である。陸水生物学の第一人者によって著された、本邦博物学研究の金字塔的著作。
目次
序章―博物学
先史
古代(本草の渡来;国産動植物の知識;唐本草以後)
中世(鎌倉時代;室町時代;安土桃山時代)
近世(博物学的時代区分とその概観;博物学者の分類;旅行;西洋博物学の導入;西洋博物学者の来日;博物学者の著述;『本草綱目』の功罪;海外学述の導入と受容の速度;近代科学化への努力と理解;グループ活動;本草からの離脱)
近代(西洋博物学者の来日;博物局;博物学の進路;アマチュア博物学者)
終章
参考文献
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- 電子書籍
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