内容説明
私はこの長い一生のあいだになにをしてきたか、ということを問いかえしてみると、終始一貫して、私は自然とはなにかという問題を、問いつづけてきたように思われる。それも何々学に代表されるような部分自然でなく、つねに全体自然というものを、追い求めていたような気がする。私の求めていたものは自然学なのであった。自然を理解しようとする学問であり、自然観の学問であると定義してもよいかもしれない。
目次
自然学に向かって
進化・自然・人間
山
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
マーブル
7
専門化、細分化しすぎた現代の科学に対し、自然を全体で見ることの重要性を強調する。自らが学ぶ分野に物足りなさを覚え、次々とその専門分野を替え、あるいはジャンルを広げ、より包括的な視点から自然を語る思想は、非常に魅力的ではある。確かに、生物の細胞ひとつを取り上げて研究することの意義は少なくはないだろうが、その視点にとどまり、生物の身体全体、あるいはその生物がおかれた環境との関係からまったく切り離した考察は本来の目的から外れている気はする。ダーウィンの進化論への反論ももう少し詳細に知りたいところだ。2020/09/10
s2s
0
20000322。棲み分けのひと。講義で読まされた本だったが、その後に読んだ本で話題にされてることも多く見かけるので、まぁ読んどいてよかった。
-
- 洋書
- Jasmine




