出版社内容情報
【内容紹介】
大阪船場に生まれ育った生粋のなにわっ子、稀代の大町人学者とよばれる牧村史陽が、40年の歳月をかけて編纂したライフワーク。西鶴・近松の時代から現代まで、市井の老若男女のことば6400をあげ、最も大阪らしい表現はもとより、歴史的地名・歌謡・俚諺・遊戯・風俗・習慣・年中行事を微に入り細をうがって解説する。町の雰囲気、人々の生活、人情まで生き生きと映し出す編者ならではの無類の事典。全項目にアクセント付き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さぁとなつ
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あけましておめでとうございます 初詣の帰りに寄った古本屋で売値の20%引きで手に入れました(ムチャクチャ ヤスウ コウタワァ)年末、大阪市内の大きな書店では「在庫無し」だったので、ご縁と思いました 「舟を編む」のような辞書ではなく、あくまで「事典」で事物や事項を解説したもの、それも大阪ことば 文庫版で800頁6400のことばが取り上げられています 巻末には「大阪のシャレ言葉」やいろはかるたの変遷も載っており面白い これは読了は困難なのでペラペラと見たのでよしとします これからは折に触れて活用します2025/01/02
鴨の入れ首
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1984年刊。図書館本です。江戸時代前期から戦後まで、長い年月を経て変遷していった「大阪ことば」をまとめた大著です。個人的に、各項目に例文と出典が多いのが面白かったですね。大阪府民としては懐かしさを感じることも多く、また読んでて大変勉強になりました。大変興味深く読みました。2025/10/21




