出版社内容情報
【内容紹介】
大阪船場に生まれ育った生粋のなにわっ子、稀代の大町人学者とよばれる牧村史陽が、40年の歳月をかけて編纂したライフワーク。西鶴・近松の時代から現代まで、市井の老若男女のことば6400をあげ、最も大阪らしい表現はもとより、歴史的地名・歌謡・俚諺・遊戯・風俗・習慣・年中行事を微に入り細をうがって解説する。町の雰囲気、人々の生活、人情まで生き生きと映し出す編者ならではの無類の事典。全項目にアクセント付き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さぁとなつ
29
あけましておめでとうございます 初詣の帰りに寄った古本屋で売値の20%引きで手に入れました(ムチャクチャ ヤスウ コウタワァ)年末、大阪市内の大きな書店では「在庫無し」だったので、ご縁と思いました 「舟を編む」のような辞書ではなく、あくまで「事典」で事物や事項を解説したもの、それも大阪ことば 文庫版で800頁6400のことばが取り上げられています 巻末には「大阪のシャレ言葉」やいろはかるたの変遷も載っており面白い これは読了は困難なのでペラペラと見たのでよしとします これからは折に触れて活用します2025/01/02
フリウリ
21
とても以前から、書店の本棚では何度も目にし、何度もパラパラしていて、ようやく入手。阪神間の土地、そして大阪弁(そして神戸弁、播州弁)に郷愁を抱く人間として、愉しく読んでいます。当然ながら、初めて知る言葉はたくさんある一方、かつて聞いたものの今後出会うかどうかあやしい言葉に、紙の上で出会うことができて、たいへんうれしい。また、アクセントが付いているのもたいへん有益。現在の大阪弁は以前の大阪弁とはだいぶ変わっているようで、本書の大阪ことばは、わたしにとってユートピアの言語です。92026/02/12
鴨の入れ首
1
1984年刊。図書館本です。江戸時代前期から戦後まで、長い年月を経て変遷していった「大阪ことば」をまとめた大著です。個人的に、各項目に例文と出典が多いのが面白かったですね。大阪府民としては懐かしさを感じることも多く、また読んでて大変勉強になりました。大変興味深く読みました。2025/10/21




