出版社内容情報
【内容紹介】
源氏が明石姫君を二条院に引き取った翌年、最も慕っていた藤壺が世を去った。帝は夜居の僧から出生の秘密を明かされ、実父源氏に譲位しようとしたが、源氏は固辞する。そのころ朝顔の斎院は役を退き桃園邸に帰った。十余年の歳月を経て源氏の心は燃えたが、慎み深い朝顔の心はついに開かなかった。華麗だった源氏の世も終ったのだろうか。物語は子息夕霧と雲居の雁との筒井筒の恋を描く少女の巻からようやく源氏退潮へと進展する。
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