出版社内容情報
【内容紹介】
著者は本書の前半で、確実な知識に到達する合理的な方法としての「現代論理学」の考え方を提示し、歴史的発展過程をあとづけ、後半では、その新しい視点から今日の文明現象を問いつめる。公害を生み出さざるを得なかった近代科学の方法論を批判し、氾濫する映像的思考の危険な非論理性を警告する。本書は現代の知的先端に位置する読者に、新しい思索の方法と文明の未来を眺望する視点を指し示す、最も有効な「哲学のすすめ」である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Toshiaki
0
現代論理学の立場から、近代科学と哲学の間隙を埋めるための方法論を模索する。哲学や論理学の予備知識があまりなくても読むことができる。2013/10/25
大ふへん者
0
アリストテレスの三段論法からそれらを批判的に論理学の再体系化を目指したデカルト、カント、へーゲルらの思想を簡単に見ていく。哲学徒でなくとも十分に理解しやすい内容だ。思考の基礎であり、学問としての自然科学の正統性を担保するのもまた論理である。特定の分野ごとに区分けされた学問ではなく、人間生活一般の問題について普遍的な論理を与えることはできないのか?この追求が「普遍学」なのだ。2013/01/25




