出版社内容情報
【内容紹介】
本書は、生涯『万葉集』を愛しつづけた久松博士が、最期まで情熱を傾注してその解釈と鑑賞を行った、万葉の秀歌900首の集大成であり、著者の絶筆である。選びぬかれた秀れた歌、人口に膾炙した歌の1つ1つに加えられた、わかりやすく、ゆきとどいた注釈と、深い理解にみちた鑑賞とがあいまって、『万葉集』の心を伝え、現代人に一層親しみやすいものとなっている。本巻には、『万葉集』巻第1・巻第2の歌から110首を収録する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
恵海流
3
万葉集を好きになったかも2022/12/12
ユウユウ
0
じっくり読むと時間かかりそうだが、抜粋しながら読んだのでわりと早く読了。全ての歌を網羅とまでは行かないが、万葉集の巻一から順にわかりやすく解説してあるので、入門書に良さそうだ。この巻には万葉集巻一?ニの歌についてが所収。有名な歌が多いので読みごたえあり。
Gen Kato
0
再読。歌集としてだけではなく、歴史の敗者たちによる声を掬い取っている、ウラ日本書紀として読んでいます。2014/05/17
もわし
0
百人一首もろくに覚えていないのに、つい手に取ってしまった。解説が詳しいので、勉強になるし楽しいのですが、読むのに時間がかかります。2010/01/18
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