出版社内容情報
学芸員の資格取得を目指す人のためのスタンダードな教科書。基礎科学の復習や用語解説が充実しているのでしっかり基礎を固められる。学芸員の資格取得を目指す人のためのコンパクトな教科書。文部科学省の要綱に沿ったタンダードな目次立てだから使いやすい。中学理科や高校科学の復習と用語の解説が充実しているので基礎から学びたい入門者にぴったり。
第1章 博物館資料保存総論
第2章 博物館資料の保存環境
第3章 資料の保全
第4章 ひろがる博物館の役割
石崎 武志[イシザキ タケシ]
著・文・その他/編集
目次
第1章 博物館資料保存総論(文化財保護の歴史;文化財とは;文化財の材質;博物館資料の劣化の要因;文化財の保存に関する倫理)
第2章 博物館資料の保存環境(温湿度環境;光と照明;室内空気汚染;生物被害;伝統的保存方法;博物館資料の被災防止と救援活動)
第3章 資料の保全(資料の状態調査による現状把握;紙資料の修復・修理;資料の梱包と輸送)
第4章 ひろがる博物館の役割(地域資源の保存と活用)
著者等紹介
石崎武志[イシザキタケシ]
理学博士。1980年、北海道大学理学研究科地球物理学専攻博士課程中退、東京ガス株式会社技術研究所、北海道大学低温科学研究所を経て、1996年、東京国立文化財研究所保存科学部物理研究室長。その後保存科学部長、保存修復科学センター長。現在、独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所副所長、東京藝術大学大学院美術研究科連携教授。専門は、保存科学、地盤工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。