出版社内容情報
乳酸で強くなる。一番やさしい乳酸の本。乳酸って本当に体にとって悪者なの? 乳酸菌と乳酸の違いは?乳酸がよくわかる! イラスト満載、Q&A70問!
――乳酸って本当に悪者なの?
乳酸菌飲料の乳酸と、運動時に体で作られる乳酸は同じものなのだろうか?
●身近な乳酸
●運動生理・生化学の基礎
●糖について
●体の中での乳酸
●血中乳酸濃度
●疲労について
●運動強度の変化と乳酸
●競技と乳酸
●血中乳酸濃度の評価
●発育と健康増進
八田 秀雄[ハッタ ヒデオ]
著・文・その他
内容説明
乳酸というと、どんなイメージが浮かびますか?「筋肉痛の原因?」、「運動のときにできる疲労物質?」、「無酸素運動?」、「乳酸菌?」、「ヨーグルト?」、「エネルギー源?」知っているようで知らない乳酸の本当の姿をわかりやすくお話します。
目次
身近な乳酸
運動生理・生化学の基礎
糖について
体の中での乳酸
血中乳酸濃度
疲労について
運動強度の変化と乳酸
競技と乳酸
血中乳酸濃度の評価
発育と健康増進
著者等紹介
八田秀雄[ハッタヒデオ]
1983年東京大学教育学部体育学健康教育学科卒業。1988年東京大学教養学部助手。東京大学大学院総合文化研究科身体運動科学研究室准教授。博士(教育学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
toshio
12
フリーウェイを始め、四ヶ月が経過。初期順応による拳上重量アップが頭打ちとなり、フォーム強制、知識吸収が一通り終了した。次のステップとして、高負荷によるレベルアップを図った矢先に肩を痛め、ペースダウン。この遅れを取り戻すため、サプリメント【クレアチン】に手を出そうとしている時に、偶然この本と出合う。クレアチンリン酸とエネルギーの関係、糖質と脂肪がエネルギーに変換される際の相違、乳酸に対する偏見を払拭し、正しい情報を身に着けるなど、ランニングや筋トレに興味のある人は是非一読してもらいたい。2016/05/28
m!wa
5
乳酸が筋肉痛の原因とメディアでは、いわれることが多いけど、原因ではない。2018/02/11
moe
2
箱根駅伝の給水おじさん東大の八田教授の本。乳酸は疲労物質ではないということは知っていたけと、じゃあ、何?って思っていたことが、めちゃくちゃ分かりやすく説明されていてスッキリ。一問一答形式で簡潔に説明されており、漫画でも例えがあり、スッと頭に入ってきた。LT値でトレーニングする意味もよくわかり、糖質摂取割合が大きい日本人にはグリコーゲンローディングがあまり意味がないことも分かりました。運動時の糖と脂肪の消費割合も一般人が気にしても仕方がなく、とにかくこまめに体を動かすことが大切!八田先生の他の本も読もう。2025/03/14
fantajima
1
乳酸ってなに?ということから始まり、運動時の身体のエネルギー減の使われ方や疲労の原因、筋肉事などをわかりやすく解説してくれている書籍。その他の運動や健康に関する本を読んでいくのに理解がより深まり、読んでおいてよかったと思わせる内容でした。2017/07/25
すな
1
他の本で乳酸が疲労の原因というのは語弊があると知り、トレーニングに役立てるため。2015/01/01