内容説明
うつ病は誰でも、いつでもかかる可能性のある、ありふれた病気です。自分がうつっぽいと思ったとき、身近な人がうつ病になったとき、知っておきたい知識を具体的に紹介します。「わかったつもり」からもう一歩。うつ病を正しく理解するための一冊。うつ病の典型例から周辺知識まで、マンガとイラストでわかりやすく紹介。医療現場で用いられるDSM診断基準についてもわかりやすく解説。
目次
第1章 優子さんの場合(はじまり―優子さんはどうしてしまったのでしょうか?;受診―うつ病の診断基準はどのようなものでしょうか?;治療―優子さんの場合を振り返ってみましょう ほか)
第2章 うつ病についての基礎知識(うつ病の症状を詳しくみてみましょう―DSM診断基準から;うつ病にはほかにどんな特徴が?;うつ病治療にはどんな薬が用いられるの?;うつ病の人とどう接すればいいのでしょう)
第3章 憂うつな気分と悲観思考(憂うつな気分だと悲観的な思考になる?;こころのストレッチ)
著者等紹介
越野好文[コシノヨシフミ]
金沢大学医学部附属病院神経科精神科教授、医学博士
志野靖史[シノヤスシ]
漫画家、イラストレーター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しょー
4
マンガの割合が多く、読みやすかったです。患者だけでなく、周囲の人にも分かりやすいでしょうね。繰り返し読みたいです。2017/02/24
かんな
1
我慢しているのか甘えているのか自分ではよく分かりません(-_-;)2015/05/02
カラ崎検査官
0
再読。DSM-Ⅳ-TRの基準に基づくうつ病の診断の流れについて理解しやすい。患者教育にも使いやすいかもしれない。2018/11/30
まんゆう
0
すごい読みやすくてすいすい読めた。とても分かりやすく解説されてたし漫画で読むのも見やすくて、うつ病を知る良い入門書だと思う。基本を押さえられるということなので購入して手元に置いておいてもいい本かなと思った。知ってるようで知らないうつ病、決して難しくないのでうつ病理解のために色んな人に読んでほしいですね2018/04/15