出版社内容情報
即戦力となる真の設計力を身につけよう!
390個の図表とともに数多くの設計術を丁寧に伝授する、またとない入門書。
メカトロニクスの世界にデビューする社会人一年生はもちろんのこと、多くの技術者にとっても必携の書。
【はじめにより】
メカトロニクス設計には多くの技術要素が含まれ、一朝一夕には習得できるものではない。しかし、やみくもに目の前の仕事をこなして経験値を上げるだけでなく、きちんと勉強するべきルールや原理、手法がある。しかも,それは理論先行の学術的なものではなく、実践を目の前にした即戦力になり得る具体的なものである。
本書では、これまで純粋すぎて実践に応用しにくかった理論と、具体的すぎて個別知識にとどまっていた技術を整理して、実践に応用できる設計術を解説する。第1部では比較的まとまった、じっくり勉強するとよい技術をその基礎から解説し、第2部には必要に応じて参照するとよい個別の技術を載せた。いずれも基本からかなり高度な事項まで詳細に解説している。
本書は、「こうすればよい」という手段だけでなく、「このように考えていく」ということを書くようにしている。それによって、目の前の問題解決だけでなく、設計のセンスを磨くことができる。本書が、みなさんが一人前の技術者になる手助けとなることを著者一同願っている。
第1部 メカトロニクス制御の実践
第0章 実例からイメージをつかもう
第1章 制御システムの実践設計
第2章 シーケンス制御の実践設計
第3章 サーボ制御の実践設計
第2部 メカトロニクス機器のしくみと使い方
第4章 モータのしくみと使い方
第5章 空気圧機器のしくみと使い方
第6章 機械要素のしくみと使い方
第7章 電気部品のしくみと使い方
第8章 センサのしくみと使い方
米田 完[ヨネダ カン]
著・文・その他
中嶋 秀朗[ナカジマ シュウロウ]
著・文・その他
並木 明夫[ナミキ アキオ]
著・文・その他
内容説明
390個の図表とともに数多くの奥義を伝授する、またとない入門書。本書では、これまで純粋すぎて実践に応用しにくかった理論と、具体的すぎて個別知識にとどまっていた技術を整理して、実践に応用できる設計術を解説する。第1部では比較的まとまった、じっくり勉強するとよい技術をその基礎から解説し、第2部には必要に応じて参照するとよい個別の技術を載せた。いずれも基本からかなり高度な事項まで詳細に解説している。
目次
第1部 メカトロニクス制御の実践(実例からイメージをつかもう;制御システムの実践設計;シーケンス制御の実践設計;サーボ制御の実践設計)
第2部 メカトロニクス機器のしくみと使い方(モータのしくみと使い方;空気圧機器のしくみと使い方;機械要素のしくみと使い方;電気部品のしくみと使い方;センサのしくみと使い方)
著者等紹介
米田完[ヨネダカン]
東京工業大学大学院理工学研究科物理学専攻修了。現在、千葉工業大学工学部未来ロボティクス学科教授。歩行ロボット、配管検査ロボットなどの開発を手がける。部品や道具にもこだわりを持ちながら、高性能で確実なメカと賢い制御の実践的な設計法を追究している
中嶋秀朗[ナカジマシュウロウ]
東北大学大学院情報科学研究科システム情報科学専攻修了。現在、千葉工業大学工学部未来ロボティクス学科准教授。専門は移動ロボットシステム。機構の設計開発から制御システム、ソフトウェアの開発まで行う。鉄道会社での勤務経験も関係し、実用移動体をシステムとして動かすことに興味を持つ
並木明夫[ナミキアキオ]
東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻修了。現在、千葉大学工学部機械工学科准教授。人間の認識・運動能力に興味を持ち、ロボットでの実現を目指している。現在、高機能ロボットハンド、エアホッケーロボットなどの研究開発を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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