内容説明
微分方程式にベクトル解析、複素関数にフーリエ変換、これ、どこでどう使うの…?だれもが抱くそんな疑問に、徹底して答えます。物理や工学に、今すぐ使える数学のワザを実例を用いてスパッと納得させる。
目次
第1章 謎を解く驚異のデバイス―微分方程式(微分方程式で解く空飛ぶスカイダイビングの秘密;知っておくと便利な基礎事項 ほか)
第2章 3次元を手中に収める快感―ベクトル解析(あの山の最も険しい場所は?;3次元ベクトルは便利な道具である ほか)
第3章 虚数は好奇の世界への入り口―複素関数(おとぎ話から虚数の世界へ;複素数と複素平面って何だ? ほか)
第4章 無数の波から生まれる不思議―フーリエ解析(全ては波の重ね合わせ フーリエ級数;不思議な威力を発揮するディラックのデルタ関数 ほか)
著者等紹介
岸野正剛[キシノセイゴウ]
1938年生まれ。1962年大阪大学工学部精密工学科卒業。1962‐1987年日立製作所。この間、1972年に工学博士。1987‐2004年姫路工業大学。現在、福井工業大学工学部教授
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