トコトン図解 気象学入門

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784061552395
  • NDC分類 451
  • Cコード C3044

出版社内容情報

気象を学ぶすべての人向け入門書。全編カラー図解なので、複雑な気象現象がばっちりイメージできる。数式が苦手なあなたに最適!本書「はじめに」より

 本書を手にとったあなたは、大学で気象学を勉強しようと思っている学生、気象予報士の資格試験を受けようと考えている社会人、あるいは純粋に気象学って何だろうと好奇心を持っている人かもしれない。本書が、そのような読者の興味や期待に少しでも応えられる内容になっていることを、著者として切に望んでいる。

 本書は気象学分野のいわゆる入門書である。これまで多くの入門書が出版されているが、本書は著名な専門書である「一般気象学」(小倉義光著、東京大学出版会)への橋渡しを意識した入門レベルの内容となっている。気象学に関連する概念や現象に対して、より具体的なイメージと興味を持ってもらうために、カラーの図版を多く用いて、できるだけ平易な文章で解説することを目指した。

 本書は3部構成で編集されている。第1部は「気象学を支える科学原理」と題して、大気の形成の歴史から始まり、地球の放射収支と大気の温度分布、雲と降水過程、大気の運動学・熱力学の基本を学ぶ。第2部は「大気の現象論」で、中小規模の気象現象、大規模な大気の流れ、エルニーニョ現象などの大気海洋相互作用、成層圏の循環とオゾン層など、様々な観点から重要な気象現象を紹介している。最後の第3部「最先端の気象学」では、気象学にとって必要不可欠な、大気と海洋の観測の歴史と最先端技術から始まって、大気の数値予報と予測可能性、異常気象とテレコネクション(遠隔結合)、過去・現在・未来の気候変動のしくみ、について最新の研究成果も交えながら解説している。

 本書で扱っている内容のうち他の入門書であまり見られないのは、第8章「大気海洋相互作用」、第10章「大気と海洋の観測」、第11 章「大気の予測可能性」、第12章「テレコネクション」などである。今や異常気象や気候変動のメカニズムを理解するためには、大気だけではなく海洋の循環や大気と海洋の相互作用の知識が必要であり、その基礎となっているデータを得るためには大気と海洋双方の観測技術の向上が欠かせない。そして、取得した膨大な観測データを基にスーパーコンピュータで数値計算をして天気予報が発表されている。これらの具体的な取り組みや仕組みが臨場感をもって読者に伝われば幸いである。

釜堀 弘隆[カマホリ ヒロタカ]
著・文・その他

川村 隆一[カワムラ リュウイチ]
著・文・その他

目次

第1部 気象学を支える科学原理(地球大気の成り立ち;大気の鉛直構造と放射平衡;雲と降水;大気の運動学;大気の熱力学)
第2部 大気の現象論(中小規模の気象現象;大規模な大気の流れ;大気海洋相互作用;成層圏の大気現象)
第3部 最先端の気象学(大気と海洋の観測;大気の予測可能性;テレコネクション―遠方の大気現象がおよぼす影響;気候変動のメカニズム)

著者等紹介

釜堀弘隆[カマホリヒロタカ]
名古屋大学大学院理学研究科博士課程満了。理学博士。気象庁気象研究所気候研究部研究官

川村隆一[カワムラリュウイチ]
筑波大学大学院地球科学研究科博士課程単位取得中退。理学博士。九州大学大学院理学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

魚京童!

9
どれがいいのかという問題ではないみたいだ。問題を解いていて、理解できない部分について、いろいろ読み合わせて、解答を作っていくのだろう。数式だから、説明の細かさにも差がある。だから一番いい本を探す感じなんだと思う。結局過去問をしっかり解いて、新しい技術を追い求めることで、最低限に達することができる資格なのだろう。2019/08/15

John Nora

1
流し読み。 『一般気象学』の前に読むことを想定した本だが、流し読みで理解できるほど簡単なものではない。 一般向けの教養書と同じノリで読んではいけない。2018/09/21

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